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2006年08月08日
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テーマ:Jazz(1961)
戯言であ~る。。(^_^);
「Kind of Blue」は、すべてワンテイクで録音された、って神話がありましたが、二年くらい前に長靴屋さんに公然とでてたメイキング盤「Another Tracs of "Kind of Blue"」を聴いて私の中ではすっかり、その神話はうち消されました。。
でも、信じてる人はどうぞ、、そのままで。M(__)M
そういう気分にさせるアルバムだもんね。
小さな声で、、言ってしまうと。。
マイルスは、「がんがん」駄目だししておりましたぁ。。やっぱ、恐いっす。

と、、そんなことはどうでもよくて、、、
真っ暗な宇宙に浮かぶ、宝石のように青く輝く地球、、のようなアルバムは、そんな神話を作りたくなってしまうんだよなぁ、、って感じですよね。
そして、私の中では宇宙のオアシス的アルバムの中の、これまたオアシス的曲が、「Blue In Green」
エヴァンスが作ったこの曲は、その後インストで沢山の演奏家が取り上げています。

あなたはどんな演奏が好きですか?ん?


と、この曲、、歌詞をつけて歌ってる人たちもいますよね?
私に大好きなメレディスダンブロッシオは、「Echo of a Kiss 」で唄ってます。
このアルバム、「私的」クリスマスアルバムなのですが、5曲目が、「Blue In Green」。
例によって、控えめに切々と女性の心の内をつづった唄なのですが、、(泣けますよねぇ)
ふと、、、、以前にBeware Of Spring!のコメントでも書きましたが、ネット上でのある書き込みをおもいだしました。

以下、ご本人の確認とって、抜粋いたします。

-----
・・・・ちょっと、略・・・・m(__)m
調べた範囲では、"blue in green"というフレーズに慣用句としての特定の意味はないようです。文学的に前例があるという訳でもなさそうです(もちろんその可能性はゼロではありませんが)。なので、字義通りの意味はまさに「グリーンの中のブルー」です。英語的見地から言えることは、greenが「嫉妬」「青春・青二才」「お金(ドル紙幣の色から来た)」を意味することもある、ということだけです。僕はblueが色でなくて憂鬱という感情であれば、対応するgreenは嫉妬かなと考えましたが、「連想」のレベルにすぎません。「若者の苦労」かもしれないし、「札束に埋もれるほどの金持ちの憂鬱」かもしれません(笑)。たくさんの想像を生む、素晴らしく曖昧なタイトルの見本だと思います。(ちなみに作曲はマイルスかビル・エヴァンスか、はたまた共作かという議論があったようですが、今はビル・エヴァンスだったと認められているみたいですね)

そこで、マイルス以後のアーティストの解釈、すなわちBlue In Greenに後から付けられた歌詞を2つ見つけましたので、どれほど異なる解釈が可能か、という例になると思います。もっとも、既存の曲に歌詞を付けるのは解釈というよりも、そのアーティストの原曲に託した自己表現という意味合いの方が強いですが、解釈の参考にはなるでしょう。

まず、blueを憂鬱、greenを嫉妬とする例です。
-----
作詞:Meredith d'Ambrosio
歌手:Tierney Sutton
収録CD:Blue In Green (Telarc)

Hues of blues and greens
surround me
Knowing you have found another love
has turned my world to sorrow
Green with envy for another
Hearing shame in either one
to soar through life with you
Can't lose these hues
of blues and greens
-----
この歌詞は僕のつたない耳で聞き取ったものですので、間違いがあるかもしれません。"green with envy"はまさに慣用句で、「嫉妬で顔が青ざめる」という意味があります。恋人を他の人に取られてしまった女性の悲しみをこの曲に託したわけですね。

次は、blueを空の色、greenを海の色とした例。
-----
Sky And Sea (Blue In Green)
作詞兼歌手:Cassandra Wilson
収録CD:Traveling Miles (Blue Note)

Tossed between
the sky and sea,
we'll sail
until we find the harbor lights.
Our life is but a dream
of blue in green although it seems
the end draws nearer
with each passing day.
We'll always sail
this way until
we find our home.
-----
海の色は英語でもblueであり、greenとするのは一般的ではありません。だから解釈というより連想・インスピレーションといった方がいいかもしれません。人生を空と海の間に放り出された舟に例えて、でもきっといつか安住の地を見つけられるいう楽観を込めた歌詞です。

ね、同じタイトルの同じ曲でも色々解釈できるからおもしろい。きっと正解なんてないんですよ。そう思いませんか?
-------

ええとね、これは、リンクさきの「ジャズ&オーディオ通信」のjazzaudiofanさんが何年か前にネット上の「ある場所」に書き込んでいたものです。
昔から、知的でわかりやすい文章ですよね~。
こっそり、読んでいたのよ!印刷もしちゃっていたわ!(^_^);;
ご縁ですよね~♪
先日このアルバムを聴きながら、ふと、思い出したのでご本人に確認とって書き込みしちゃいました。m(__)m
そう、詩が先にあるわけでないから、曲からインスパイアされたいろんな歌詞ができていいわけですよね。
どちらも思索的な雰囲気が漂い、歌詞の向こうに、、マイルスの渋いミュートがきこえてきそうです。。

さ~て、あなたが、ヴォーカルになったとして、、どちらの歌詞で唄います?
それとも、、、あなただけのオリジナルをつくります?か??


今日、こんなアルバム聴いていましたぁ。

Aria/Bebo Ferra & Paolino Dalla Porta
びゅ~んと、飛ばしたデュオのアルバム。。。着いたっ!
前回の「Bagatelle」をあまりに聴きすぎてた為、ピントこないかもしれないなぁ、、って思ったのですが。。。
あぁ、やっぱり、このデュオは、私にとっては不滅ですわ。。。orz....涙。
痛すぎる、かっこよすぎる。。。orz....嬉。
今年の夏は、、これで、どうにか、、乗り切れるかも。。知れない。。。orz....祈


新潟はお祭りの真っ最中です。
今日は民謡流し。。明日は、、「花火」。。





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最終更新日  2006年08月08日 17時23分26秒
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