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2006年08月24日
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テーマ:Jazz(1522)
カテゴリ:The Brasil Project
「アントニオ、そっちで元気にやってることとおもいます。ヴィニシウスには会った?...........」
こんな言葉ではじまるジョイスの手紙がついた、ジョイスとトニーニョ・オルタのアントニオ・カルロス・ジョビン集です。
ジョビンが亡くなってすぐの1995年にニューヨクで録音された、日本盤です。
MPBの輝くスターである二人が、ブラジルの生んだ世界的音楽家ジョビンの死を悼んで録音にのぞんだ、究極のコラボレイト。

ジョイスがヴォーカル、オルタがギターで、(互いに2曲づつ、ギターとヴォーカルも)同じ歳、まるで母の子守歌のように慣れ親しんだジョビンの曲で、シンプルな構成ながらも、自由自在なやりとりで、まさにインプロゼイションの極地とでもいうような展開ばかり。
ボサノヴァ曲ではあるけど、ボサノヴァ集では無い、彼らにしかできないサウンドです。
ジョイスのすばらしい歌声もオルタの多彩なギターも、二人が広げた大きな空間をまるで大空を自由自在に飛び回る鳥のように、所狭しと自由に飛び回っている。
ジョビンの作り出した、極上の環境の中で踊り、舞う二人。。。
喜びや悲しみといった感情を薄絹のようにまといながらも、、
二人のまわりの空気が、軽くなって、どんどん、、宇宙にむけて拡がっていく。
天国のトムに手が届きそう。。な。。ほどに。

1曲目「Ela e Carioca」は、まさにリオっ子、ジョイスの為の曲。(リオデジャネイロっ子はカリオカとよばれるんだって)
いなり、全開のスキャトもギターとの会話もほんと非の打ち所がありません。
ホント、この二人、最強コンビです。
朗々と、ゆったりとブラジルの自然、川の流れを歌い上げる、「Correnteza」もすばらしい。
優しいギターの調べに誘われるように、歌い始める「Inutil Paisagem」もゆっくりと、、でも、思索的で好き。ギターも綺麗。
4曲目「Frevo de Orfeu」は、ジョイスもギターを弾き、オルタも唄う、まさにふたりのコラボレーション。ものすごく、楽しい!音楽って凄い!ギターが二本あるだけなんだよ!
この後、、3曲、愛の唄がつづきます。ちょっと、レイジーで哀愁のあるスローバラードLigiaはしっとりと、、ちょっと、茶目っ気のある感じの愛らしい「Vivo Sonhando」、そして、、恋心たっぷりのバラード「Dindi」。
ため息のでるような、、3曲。。特に、ジンジ、、好きだわ。ジョイスの歌声もオルタのギターも澄み切った水色。
いぇ~い、この演奏も好き♪「So Danco Samba」ぴったりと、息のあった、ふたりが、互いに共振してどんどんイメージが拡がっていく感じがたまりませんです。はい。次の「Outra Vez」も、ほんと、軽々とすいすいと泳ぐ感じでいいの。
10曲目が、タイトル曲です。邦題が「あなたなしで」。やっぱり、ここでは、あなたは、、トムでしょう?ねぇ?
再び、ヴォーカルのデュエット。とけあってラブソングそのものです。
次は、ジョイスもギターをとる。ギターで、交わす会話も、ジョイスのスキャットもなにもかも自在。
最後は、「彼女はカリオカ」別、、ヴァージョン。すこし、ゆったり、シンプル、オーソドックスな優しいかんじかな。静かに幕をとじましょう、って。

ジョイスは、歌詞やメロディを歌心たっぷりに唄うだけでなくて、全身で音楽を感じていて、スキャットと動作!と「テレパシー」で、オルタとの会話を楽しんでいく。オルタのギターはやっぱり、すばらしい!ブラボー!って、古い?ハーモニーはやはり天才っていうか、もって生まれたものなのでしょうねぇ。
ギターだけ聴いていても、まったく飽きることなく、次々と曲想やジョイスにぴったりと対応していくのです。
でも、ハーモニーがいいとか、リズムがいいとか、コードワークがどうとか、そういう事を超越しちゃった、すばらし「出来事」の連続、かなり高密度な演奏なのですが、そのいう事よりも、ひしひしと伝わって来るのは、静かで熱い彼らのトムへのふか~~い想いなのです。
ジョビンを深く愛した二人が、二人の共通語でつくりあげた世界。
誰にもマネのできない唯一の世界だとおもう。。なっ。

1,Ela e Carioca
2,Correnteza
3,Inutil Paisagem
4,Frevo de Orfeu
5,Ligia
6,Vivo Sonhando
7,Dindi
8,So Danco Samba
9,Outra Vez
10,Sem Voce
11,Este Seu Olhar / So em Teus Bracos
12,Estrada do Sol
13,Ela e Carioca - Take 2 -

Joyce (Vocal & Acoustic Gutar 4,12)
Toninho Horta (Acoustic Gutar & Vocal 4,11)

今日も暑かったですが、八月もすでに後半。(つうか、私的には締めがはいって、月末)
先日は、新サンマを美味しくいただきましたが、
なんと、、今日は秋鮭、だそうで、、はい。。ちと、、早くはありませんか?
そうえば、朝晩、虫の声がきこえます。
日中は庭のブナの木で、蝉が鳴いたりしますが、日が落ちるのも随分、、早くなりました。
あぁ、、秋になっていくのでしょうかぁ。。
黄昏れちゃうよなぁ。。
と、、近くのツタヤには、ジャズ批評は入荷しないって、わかりました。
どひゃ~、ほんとかよ。スイングジャーナルや、ジャズライフは見たことあったので、、
うむ~~、大丈夫だとおもったんだよなぁ。。
ちょっと、あわてる、、私。。
でおくれちゃった。オラシオさん、ごめんなさい。m(__)m
ま、いつも、こんなものでしょうかね?
紀伊国屋なら、、どうかしら?






最終更新日  2006年08月24日 17時40分01秒
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