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2006年09月26日
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テーマ:Jazz(1490)
カテゴリ:JAZZ(Born In The U.S.A. )
輸入盤の解禁とともに(ボジョレーヌーヴォみたいね)リンク先のブログで大好評な、Pat MethenyとBrad Mehldauの新譜。うっ、、聴きたい。
誕生日のプレゼントに♪、って、ありがたい友達の声に断りをいれて、仕入れてしまった。。(そう、、金欠なのにぃ)

デュオかぁ。。。。と、、、、どんなアルバムなのよぉ。。
って、興味がわいてきますよね?天才と称される二人で何やってるんだろう??
ボケな私でも、、いろんな可能性がみえてくるわけで、、、アヴァンギャルドな作品になってもおかしくないし、思索的なアブストラクトなものでもいけそうだし。。。ミズーリー的叙情の世界もオッケイだよなぁ。。(わぉ?メルドウがぁ?)
そう、、いろんなファンが、いろんな期待を胸に待ちこがれたワケなのですねぇ。。

藍色を基調としたジャケット。。。表紙は何も印刷されておらず、、、外側のビニカヴァーに白地でMetheny Mehldauの名前が。。。
実にシンプルだけど、、意表をついている。。そして、美しい。
う~ん、、その中味は??

10曲中、7曲がパットメセニー、3曲がメルドウ。そして、4、7曲目で現在のメルドウトリオのLarry GrenadierとJeff Ballardが参加しています。だから、デュオは8曲ね。
全体の印象はパットの世界が濃い感じ。でも、これは、メルドウが非力なわけではなくて、一流のギターリストは誰もが自分だけの「音」を持っていて、その聴き慣れた音はやっぱり強く個性を発揮するから、音だけでも自分を主張できる、って有利な立場だから、、っていうのと、、やっぱ、パットの曲はパット印だもんね~。
基本的に、、私は、、パットファンだし。。。

一曲目、、もの悲しい、、、灰色気分に満ちたメルドウの曲でもなぜか優しい感じ。。大崎って、作家の小説の中に「憂鬱の中から生まれてくる優しさ」って、台詞があるのですが、これがぴったりのイメージ。一分くらいで、こりゃ、、凄い事になってしまうかも、、って、思うってしまうのです。
デュオの賛美によく使われる丁々発止、とかいう言葉が無意味にきこえるような、、演奏。どちらかにバッキングするとか、ハーモニーつけるとか、、相手に何かしかける、、とか、、そういうレベルを越えちゃった、天才同士の超自然的な力の働く世界。
絡むとか、溶け合うとか、、そういってしまえば、、そうなんだろうけど、、、、むむぅ~。
アップテンポなかなりスリリングな演奏になってる2曲目にその思いは、ますます、、強くなってきます。
二つの世界が同時進行して行き、その時々で、重なり、内部に踏み込み、相手をからだ全部で感じながらも、強烈に互いに惹きつけあいながらも、自分の芯を見失わない、って感じかなぁ。。
優しさを売りにしたような(実際にそうなら、安っぽくないのよ)、、安っぽい世界とは、全く、、無縁な、、これでもかって、音楽的な容赦の無いハードボイルドな世界。でも、、これが逆に、、相手への理解や思いやり?、、とでもいうんだろうか、、そういうものがひしひしと伝わって来る感じなのですねぇ。
中途半端な相手への愛情や理解で、こんな演奏は出来ない。(きっぱり)
なんなんでしょう、、この二人。ちょっと、凄すぎるかも。。

アコギに持ち替えた、3曲目。パットらしい浮遊感と「遠い目」を持ったメロディ、スティール弦の音色に少年の日の夏の一日が蘇ったのかなぁ。。見事に自分の気持ちを語り尽くした感じのメルドウのソロ。
4曲目は、リズム隊が参加して、超熱演なのだけど、「息抜き」的に緊張がほぐれる一曲。バラードのばしばし決める、ドラムの音に、今までのデュオがいかに緊張度の高い、一音も逃せない演奏だったかが、なんだか、わかるきがしちゃう、一曲。「息抜き演奏」って、ことでないので誤解無く。右手、左手誰のもの、、メルドウらしさ全開のトリオに対抗して?、でました!パットのギターシンセの弾きまくり!しかし、こうやって登場するとと、このリズムセクションのかっこいいこと!疾走感、上昇感が、ぐぅ~~んとパワーアップ。なんか、、すげぇっすよ。
5曲目のLegendは、メルドウの曲なのですが、最初パットの曲かとおもいました。この曲での二人の動きもすごいんですよねぇ。。たんたんとしてるのですがはっきり、主張しあう二人。パットのギターの冴えまくること。。
6曲目は、バラード。(って、ジェフバラードではなくてね)「Find Me In Your Dreams」だって。。さぁ。。
もう、タイトルそのままな、ロマンチシズムがたっぷりつまった曲、演奏。これ、ものすごく素敵。パットって、何歳になっても18歳の男の子みたいだよね。

再び1曲だけ、リズムセクションがはいって、ラテンフレイバーで軽快な演奏、クールだけどこのアルバムでは一番ジャズ、って感じの演奏、抽象的な雰囲気を持つメルドウの曲とつづき、最後はあのバリトンギターに持ち替える。
Make Peace、密度濃い例のパットの陶酔感を一緒に感じながら、、メロディは郷愁を誘う良い曲だよね。。メルドウが参加しているのに、バリトンのソロギターアルバムを聴いてる時の胸に迫るエモーショナルな感じと違和感がない。。
この切なさがちょっと詰まった、でも、爽やかなパットの独特の世界をメルドウが一緒に造り上げてるいるのは、、やっぱり、凄い。
バリトンギターの深い味わいにベストマッチな音色の演奏に徹したメルドウに偉く感動。また、あなたとの距離が近づいたかも。。。

アルバム全曲聴いたときに、このジャケットは実に秀作だとおもいました。
二つの世界が重なり、音としての素晴らしい融合はあっても、それぞれの個性はそのまま、、そんなこのアルバムの世界をそのまんま表現してる気がしたから。

ええとね、、僕と彼女のお洒落な時間を演出しようとか、、
このアルバムに対しては、、えらく、、的はずれな感覚ね。
とにかく、、、ね。。聴き入ってしまうだろう、、一枚。
覚悟して、、くれ。

1,Unrequited
2,Ahmid-6
3,Summer Day
4,Ring of Life
5,Legend
6,Find Me in Your Dreams
7,Say the Brother's Name
8,Bachelors III
9,Annie's Bittersweet Cake
10,Make Peace

Pat Metheny (electric guitars, acoustic guitar,baritone acoustic guitar, guitar synth)
Brad Mehldau (piano)
#4,7
Larry Grenadier (bass)
Jeff Ballard (drums)


リンク先のブログを見てると、Pat MethenyはBrad Mehldau随分評価していたようですが、メルドウもパットが好きだったのかなぁ?などと、ライナーをみてたら(中学英語なので眺めてる、、、が近い。。(^_^);)、パットは、10年以上前にジョシュアと演奏してるメルドウを聴いて、他の誰でも無い彼自身のピアノスタイルを持つメルドウに、、一聴で恋に落ちたらしい。。
んじゃ、メルドウは?って、ライナー眺めると、、ヤングメルドウはパットの大ファンだったんだそうな。13歳で聴いた「Are You Going with Me?」で、彼は「はぁとのど真ん中」をパットに直撃され、現在の自分にもとても大きな影響を持つミュージシャンの一人なんだそうだ。。。って、みなさんご存じの事なの?
ひゅ~♪ほんとかよぉ!
「Are You Going with Me?」は、、ねぇ、、、まだまだ、、続くようです。。
2作目もあるんだってっさぁ~。






最終更新日  2006年10月01日 10時49分02秒
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