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2007年07月02日
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テーマ:Jazz(1887)
カテゴリ:JAZZ(Far North )
記憶の糸をたぐって、心の中にある深い湖の底からゆらゆら浮かび上がってくるのは何?
答えは「想い出」。
想い出ってね、消すことはできないんだって。
だからねー、人は想い出で出来ているんだって。(きっぱり)
私はね、どんな想い出も無理して消すと、歪んだ心になるとおもうのです。。
でも、どうしても消したい想い出もありますよね?どうしましょ?
答えは簡単。
静かに心の湖の底に沈めておきましょう。(これも、結構、、きっぱり)

Lars Janssonのこのアルバムは、2002年の夏にリリースされてます。
どうして、わかったのか忘れたけど、その年ずっと楽しみに待っていました。
で、遠くスウェーデンの通販サイトから空を飛ばしました。
だから、夏の終わり、、秋の初め?そのあたりから聴いてる筈なんですが。。
なぜか、、このアルバムの記憶の糸をたぐると雪の匂いに繋がるのです。
雪にはね、匂いがありますねー。ねっ?
そう、、このアルバムは、、雪の匂いなのです。。


アルバムの初めを飾る曲は、私的ヤンソン流ウエルカムソングの一つ。
彼らにはこういう自分たちの世界に招き入れるような曲、、がいくつかあると思ってる私。
僕らの音楽世界へようこそっ!って、大きく手をひろげた彼らが見えてくる曲。
目と目が合って、にっっこり、って、感じだよぉ。
明るく躍動感あるメロディを軸にそれぞれが自己紹介がなされていくような、とてもフレンドリーな幕開けです。
そして、ノリの良いGet It。途中のダニエルソンの高速パッセージがかっこよくて、イェ~イ、って、踊り出したくなる。
思索的で、静かな雰囲気がただようWitnessing。刺激的な音が一つもないけど心の中にいろんな思いがわき上がってくる。。。
やはり静かなメロディ。そして穏やかに柔らかなな気持ちになるAt Ease。メロディにはどこか寂しげな雰囲気もあって、その感情を共感しあうようなピアノとベースの演奏が好き。。
テンポよく躍動感たっぷりのFred。Quiet Morningsは爽やかで、明るく、、、でも、何かがおこりそうな気持ちになる演奏。
Inner Flowと名付けられた曲なのですが、私には、立ち止まって振り返る自分がみえるような思索的な曲。
Just Being、、この曲も好き。柔らかなメロディは、やがて駆け抜けるようなテンポと励ますような明るさで私たちを曲のお終いまで運んでくれる。
現代ピアノトリオでは、ベースは大きなスペースを与えられているんだけど、こんなにいろいろな顔を持った楽しいベースのソロを聴くことはなかなか無いなぁ、、なんて、にんまり、思う。

New Blues。ちょっと、黒くて、なんともかっこいい。
Resting In The Shadowもファンが思い描くヤンソンメロディそのもの。。3人の息のあった温かな演奏にほっと、、力が抜ける。
The Wounded Healer Can Heal、、、
安易に使われてる癒しという、言葉に辟易してるへそ曲がりな私であるが、、、
この曲、演奏を聴いて穏やかな優しい気持ちにならない人も少ないでしょう。
まさに、心癒される思い。。。
ダニエルソンのソロがまた、、優しい。優しい。優しい。優しい。優しいぃぃ!!!
そして、、、ちょっとだけ、悲しみが含まれてる。。。優しさがちょっぴりだけ持ってる悲しさ。。
それは、、大人にしか、、わからない感覚かも。。。

おしまいは、三人の会話ではじまる。。しだいに不穏なメロディが重ねられていき、、フリーな感じ、アブストラクトな楽器での演奏、、、、再び、話し声へ移行。。
う~ん、この最後の短い「通信」は。。。。?

何時、何処で、どんな時でも、
彼らは私を無条件で歓迎してくれる。。。
歳を重ね、、大人になってしまった、、私。
現実の世界に、ここまでリラックスして自分を解放できる世界は少なくなってしましまた。。
美しい甘美なメロディと、素晴らしい演奏が詰まった大事な一枚。

1. Success-Failure
2. Get It
3. Witnessing
4. At Ease
5. Fred(Dedicated to Fred Sturm)
6. Quiet Mornings
7. Inner Flow
8. Just Being
9. New Blues
10. Resting In The Shadow
11. The Wounded Healer Can Heal
12. Reading Music

Lars Jansson (p)
Lars Danielsson (b)
Anders Kjellberg (ds)

Imogena Records (IGCD 100) 2002

2002年から2003年にかけての冬は、、結構大雪だったのかな?忘れちゃったけどね。
私はか弱い細腕(バッシ)で、毎日朝晩家の前の駐車場を雪かきしてたのです。
このアルバムと同じような山吹色の防寒具を着て、真っ赤なスキーのグラブはめて。
ポケットに携帯型のCDプレイヤー(死語かなぁ、まだ、使えるんだけどなっ)入れて。。。
毎日、毎日、、
来る日も来る日も、、
豪雪地帯の雪かきからくらべたら、たいした事ないのですけどねぇ。。m(__)m
雪国の必需品、一家に一台のスノーダンプを使って雪かきしてました。
その時の雪かきのお供が、このアルバムだったのね。

2002年の11月に私は新潟で、スカンジナビアコネクションで来日したLars Janssonをはじめて目の前で聴きました。
ステージは当然ヤンソンメロディがたっぷりで、CDでは知らなかったお茶めなヤンソンもしることができ、、心にコラーゲンが沢山補充されましたぁ。
で、、アルバムにサインして貰った。。。
だから、その年には、、このアルバム聴きながら一心不乱に雪かきしたのでしょう。。?
だから、アルバムは雪の匂いなのでした。。

いや、お疲れの心にはラーシュヤンソンに限るわ。。
力をもらって、明日から沢山たまった新譜聴こう、、っと!






最終更新日  2007年07月02日 18時11分43秒
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