My Secret Room

2007/12/03(月)17:23

二年ぶりの逢瀬。(Lars Jansson Trio@新潟)その1

JAZZ(Far North )(81)

誰かさん達のライブの日とはうって変わって、、晴天。 きっと、「普段の行いの差」、、でしょうぉぉ。。、、って、こともないですね。(^_^); 実は二年前のライブの時は、彼等は大雪で高速上の車の中に閉じこめれたの。 九時間?だったかしら?とても、大変な思いをしているのです。 逆に、きっと、ずっと新潟って名前を憶えててくれるかもしれませんね。 と、まぁ、朝から浮き足立ってル。。私。 浮き足立つと、、忘れ物が多くなる私。 とりあえず、夕方の準備をはじめる。(おいおい♪) サインして貰いたいCDを用意する。 それから、あれも、これも、用意する。(謎) お金を用意する。(当たり前) と、昼ご飯は抜きで夕飯の準備をする。。。(ここに手を抜くと、、奥様二度とライブにいけないかもしれないもの) 仕事は半分で放棄、、(月末ですよぉぉ。。うっ) いつもの半分以下の音量で、ラーシュヤンソンのいろいろなCDを流す。。 ええと、聴き入るといけないもんね。 あぁ、、もうすぐ、、この音にあ・え・る。。。(はぁとぉ) あっとうまに、、夕方だわ。。 コートを着て、マフラー巻いて、、手袋は先日なくしちゃったから無いけど、、、 すでに、「ふあふあ」してる私。 ええとね、ラーシュの生の音に触れた人達は、、 たぶんね、みんなね、、次にライブに聴きに行くときには 「長い間逢えなかった恋人に逢いに行く……」 そんな、気持ちになってしまうのではないかしら? 私も、もちろんそうよ。 二年ぶりの逢瀬です。。 ジョイアミーアの広々したお洒落な空間が私の心をますます高揚させる。。 席に着いて。。開演を待つ時間。。。。 moguさんと、ちょっとお話する。彼女も目がぼぉぉと、恋する乙女状態。(笑) でね、いつもは独りでぼぉ~と、過ごすのですが、 今日は、初めてあう方々とお話しながらその時をまちました。 まずは、加茂からのお友達。ラーシュに「禅グッズ」をご持参でしたぁ。 そして、長岡組無事到着。 遅れるかもしてない、って、事だった八木さんご夫婦も時間に間に合ってほっと一安心。 しかし、先日のライブの時と全然印象がちがうのねぇ。。 きちんと(笑)お勤めしてる人に変身してた!ちょっと驚き。 背が高くなかったら、分からなかったかもしれないな。 ま、間に合ってよかったですわ。 同席の加茂の坂内さんがすすめてくださった、美味しそうなお食事も、良い香りの赤のワインも、、ヤンソンが驚いてたシャンパングラスのビールも。。。 すべて、手がつけられない。。だって、そこに二年ぶりに逢う恋人がいるんだもん。。 テーブルの蝋燭の炎がゆらゆら揺れる乙女心のよう。。(^_^);; *************** と、定刻になりました。。拍手と供にステージに3人があらわれます。。(ウっ) まずは、The inner childという内省的なメロディを持つ曲。。内側に向かって語りかけるようなメロディと外に向かって発散するようなインプロ部分。 と、アップテンポで明るく躍動的な演奏。冒頭から、3人で飛ばしてシュルベリのドラムがずっと鳴り響く。。この三位一体の攻防はすごかったよぉ。 演奏のあとで「アイスランド」って、新曲だって森さんが言ってました。 ええとね、ラーシュはどうも夏に家族でこの島に演奏旅行にいったらしいよ。 アイスランドってさ、こんな熱いのかしら?あそこって、もしかしたら、火山だらけなんだっけ??みんなで、大爆発してましたけど。。 秋だから、、って、ことで始まったのが、Autumn Blues。シュルベリがハイハットでリズムを繰り出すなか、ヤンソンのブルースがはじまる。かなり激しい荒れ模様の秋。。左手の強めのアクセントがガンガンはいって、鍵盤が壊れそうなアップダウン。 彼のCDはほとんどがオリジナルなのですが、スタンダードも時々入る。今日の1曲目は、The Days Of Wine And Roses。この曲はこのメンバーのライブ盤At Easeにはいってますね。テーマをタイトにちょっと崩した感じで弾いた後は、酒バラを芯に持ちながら「テーマ」に戻ってきそうで戻ってこない、遠くにおでかけ、帰ってこない(笑)アグレッシブな攻防。はぁ。。かっこいいですぅ。 スタンダードを演奏するとヤンソンのスタイルがよく分かる。 一見まるで地の果てにとんでしまってるかのようなダイナミックな演奏になるんだけど、、、決してそのテーマに無関係ではない素晴らしい解釈。 饒舌で常に非常にメロディアス。そして、聴いてる方ににもいろんな刺激を与えてくれる。 Time to be aloneのアナウンス。おぉ。。奥様涙。この曲も好きよねぇ。。 シンプルな演奏。でも彼にしか出せない音。彼の素敵な曲達はみんなそうなんだけど。。 この曲も。。 ソロで入って、、やがて、静かにテーマを弾き始める。。。 私の心には、いろいろな想い出が浮かび上がる。。 ベース、ドラムが静かに入って、、また、世界が広がる。 静かに、、自分の内側に広い世界がひろがっていくのが気持ちいい。。 ~~ 子どもの頃、何時も自分は独りぼっちだとおもっていた。。まぁ、、寂しかったのね。 本当は沢山の暖かな目に見守られていたのね。 大人になって、、、独りの時間を持つことがとても難しい事だと感じる今日この頃。 独りの時間って言うのは、自分に向かい合えるとても大切な時間。 なのに、本当の意味で独りになることを避けてしまってるかもしれないわ。 独りの時間、それは子どもの頃に感じてたような寂しい時ではなくて、、 過去と未来を繋いでいく今を楽しむ時間。。。独りになる時間、、。 ~~ いぇ~~ぃ、Give me fiveだぁ!この飛び跳ねる曲。大好きっす。 ラーシュヤンソンが大きな手を広げて、「five」を強調。 タイトル通り、うきたつような5拍子の曲。 ライブのヤンソンは本当に熱い。鍵盤を全部つかって、左足で常にリズムをきざみながら腰が浮き立つ演奏。クールなフレーズなんだけど、登り詰めてくると結構ファンキーなフレーズも入って自分を煽る、メンバーを煽る、観客も煽る。 と、ここぞとばかりにシュルベリのドラムがプッシュ。 後半のドラムワークはもう思わず歓声が沸くほど、楽しい、楽しい。 きゃ~、大暴れぇ!!嵐、嵐、、、。 バッシと決まった瞬間、大歓声! と、字数制限にかかりました。。 つづく。。

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