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2007年12月06日
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テーマ:Jazz(1958)
カテゴリ:JAZZ(Far North )
霙がまじる事も珍しくなくなった今日この頃。
庭のブナの葉も、風に吹かれて何処かに飛んで行ってしまいました。
「最後の一葉」、って、小説がありましたが、風にいまにも飛ばされそうな枯葉は寂しい気持ちにさせますよね。
そして、外は雪を予感させるような寒空。。冬木立。
星祭りまで、、もう少し。。

楽しみにしていたライブも終わりました。(ちょっと、ため息)
終わってしまった寂しさが無いと言えば嘘になりますが、、、
二回のライブで随分地元のジャズ友が増えたのですね。
やっぱ、地元のライブは怖さ半分、楽しさ”倍倍倍ぃぃ”だなぁ~♪
てな、ことで、、ラーシュヤンソンの強化月間は終わっていますが、ここまできたので、ラーシュヤンソンの強化月間をツアー終了まで。。延長!って、今週末までだけどさぁ。
まぁ、クリスマスは、毎年くるだろろうし。。(ホントか?!)

さて、今日のこのシーネお姉様のアルバム、たぶんラーシュヤンソンの一番新しいCDはこれだとおもうのね。
ラーシュヤンソンが歌姫のバックを勤めているアルバムは今思いつくところでは、持っているのは3枚?
Katrine Madsenが2枚、Caecilie Norbyが1枚これホントゲスト参加ですけどね。あ、「Like That/Tore Johansen」でもKarin Krog姫が5曲うたってるから、4枚?
他にもあるのでしょうけど、今、浮かばなーい。突っ込み求むぅ。
もちろん、これらも素敵な演奏がきけます。あ、ノビーさまではスティング曲でハモンドオルガンだったりしますよ。そういえば、マイケルも2曲参加してたなぁ。って、ランディぼっちゃまもフリューゲルだぜぇ。。

でもね、今回のアルバムは、ラーシュヤンソンのオリジナルを3曲歌っていて、コプロデューサーとして名前をつらべているのです。ま、新譜だしぃ。。取り上げちゃう。
メンバーも、ベースはデンマークの重鎮で日本ではヤンラングレンのアルバムでお馴染みMads vinding。ドラムは大好きなおとぼけメガネがお似合いのサクサクドラムMorten Lund♪ひゅ~~ひゅ~~♪
あ、ラーシュだけ、スウェディッシュですね。
リリース前から個人的に期待大♪


Sinne Eegは、デンマークの歌姫です。
すでに、2003年にファーストアルバムをリリースしていまぁす。
そのタイトルも「Sinne Eeg」と言うアルバムをだしています。
基本的に、ハスキーだけど重たくなくて、あまりうねらないボーカルが好きなので、ファーストもとても楽しみましたぜぇ。
ただ、うまいし好みなんだけど、、、なんとなぁく教科書通りな感じで、少し肩に力も入った感じもしたりしたのですが、、、
まぁ、「若いってぴちぴち」、って事で、多いに期待したのでしたぁ。
と、今回のアルバム、、ストレートの長い髪をばっさり切って、ショートカットのプロフィールは、まさに「大人の女性」。。。
艶っぽくなりましたねぇ。。ますます、期待大(はぁとぉ)
彼女のオリジナル6曲、ヤンソンの3曲、渋めのスタンダード2曲。
トレイに乗せると、、

柔らかで優しいピアノの音。。朝露の一雫のような透明感。
う~ん、冒頭から、その美しいフレーズに心を惹かれる。。そして、語りかけるようにシーネが歌い始める。。。
わぁ。。。って、、、??!!待ってよぉ、待ってぇ!!!
これって、Resting In The Shadowのメロディだぁ。
おぉ、、Resting In The Shadowに「Roy Frode Lovland」って人の詩ついてWhat It Means To Meのタイトルですか。。(ヤンソンの曲はこの人が詩をつけています)
「Come where shadow ~♪」だってさぁ、、おぉぉ。。奥様感激ぃ。。(T_T)
自然な艶っぽさが、歌に加わってる。。思わず、やったぁ、って思う。
続くピアノソロも透明感と抒情豊かに「詩」を綴る。。
淡々とでも、感情を込めて歌う彼女の後ろでも優しいピアノの音。。

スィンギーに減り張りのある彼女のオリジナル。(作詞、作曲)
ここから、彼女のオリジナルが6曲つづきます。シーネワールド満載。
Let'S Stay Awake、ちょっと、ハスに構えた粋な唄い方。表情も豊か。。
軽快な感じに挑発されるような、するような、、ヤンソンのピアノもアグレッシブ。
タイトル曲、Waiting For Dawn。これも、いいのねぇ。まさに乙女心。
恋する気持ちがふんわりとにじみ出るような、メロディ&歌。いいなぁ。
ヤンソンの寄り添いかたも抜群。。。素晴らしいエスコート!
ソロも恋しい人に思いを馳せる乙女心のようにリリカル&キュートぉ。
My Treasure、、ベースが奏でる暗く悲しいメロディ。
北欧の民謡のような聞き覚えのあるメロディを、まずベースとデュオで。
切々と語り、涙が溢れそう、、。深淵な世界に引きこまれる。
ヤンソンのピアノも、硬質でクール。
一転、テンポよく、ジャジィにSudden Change Of Weather。
う~ん、確かにちょっと、トルストイっぽいかもしれない。
後半、ちょっと、スキャットも入ってカッコイイ。
Snow、、冷たく澄んだ空間に舞う雪。。
ヤンソンの情熱的なピアノが響く。。ヴィンディングのベースが踊る。
Stuck、、これも、切ない恋心の歌。。
心の切なさは、演奏にエモーショナルな熱さを。。

シーネの世界は、恋する切なさを歌ったものがほとんど。
彼女ならではの世界が投影されているのでしょう。。
少し、切ない歌が多いけど、ま、恋はいろいろあるものだぁ。(きっぱり)

Hours Of Oursが始まる。。
ヤンソンのピアノに導かれ歌い始めたメロディは。。Time to be alone。
わぁ。。演奏に香りがあるなら、優しい薔薇の香り。
そして、ほんのりとロゼ色の時間。。バラードタイム。。
う~ん、、音痴な私も憶えたいなぁ。。
好きな人とこの曲で、、月の光のもとで、、手と手をとって、、踊る。。
きゃぁ~~~♪
ピアノソロのリリカルで美しい事。。

Better Than Anything。早口言葉遊びみたいなアップテンポのお歌。
リズムにのって、コケティッシュに熱唱。いろんな表情が見え隠れする。
ヤンソンのソロもグルービィさがアップ。
モーテンルンドのエキサイティングなドラミングも聴き応えありぃ。

3曲目のヤンソンの曲、Brief Hesitation。
ラテンフレーバーを効かせたAppletonでござる。
わぁ、新鮮。う~ん、明るく、希望に満ちた素敵な曲になっています。
ヤンソンのソロもとても躍動感のある伸びやかな感じ。。ストリーを感じる。。
好きな人と街をお散歩したら、、こんな気持ちになりそう。

終演は、、Detour Ahead。
ビルエヴァンスのピアノでお馴染みのこの曲。。
情感のこもったシーネの歌もお見事。。大人の女は頑張らなくちゃ。
ラーシュヤンソンのピアノは、恋の苦難?を楽しむような、、弾むようなフレーズが印象的♪大人の余裕かもねぇ。。
最後の1音が天に届いて、、お・し・ま・・い。。

やっぱ、恋する乙女にぃ。
そして、恋する乙女に、恋する彼等にぃ。。
クリスマスシーズン、必需品でしょうぉぉ。はいぃ♪

そして、ラーシュ・ヤンソンファンは買って頂戴。(きっぱり)

1.What It Means To Me
2.Let'S Stay Awake
3.Waiting For Dawn
4.My Treasure
5.Sudden Change Of Weather
6.Snow
7.Stuck
8.Hours Of Ours
9.Better Than Anything
10.Brief Hesitation
11.Detour Ahead

Sinne Eeg (vo)
Lars Jansson (p)
Mads vinding (b)
Morten Lund (ds)

Calibrated(CALI051)2007

そう、このアルバムはラーシュのライブ会場で売ってませーん。
でも、会場ではラーシュのアルバムや、森さんのアルバム、そして、BBBのアルバムが沢山売られています。
そう、楽譜集もあったよぉ。
いいっすか、、清く正しいラーシュファンよ。。
迷わず、、サインもゲットしようぉぉ!

あぁ、、あれから、、既に一週間たってしまいました。
ホケてばかり居る場合ではありません。。。でも、ホケてる。。
クリスマス、、今年はどうしようぉ。
う~ん、、全国ジャズクリスマス普及委員会から、お叱りを受ける今日この頃。
北陸圏新潟支部の会長の座を追われる日もまじかい。。(嘘)
いろいろ、興味深い新譜やら、なんやら、、
あぁ、、たまる一方でござるぅ。。退散♪





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最終更新日  2007年12月06日 18時10分48秒
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