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2007年12月28日
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テーマ:Jazz(1887)
カテゴリ:JAZZ
今年の漢字は「偽」でしたね。
どう、、おもいます?
嘘は好きじゃないけど、、時々、嘘をつく。
自分が嘘をつくときには、相手の為だ、って、自分に言い聞かせてる。。
でも、嘘をつかれたときには、、小さな嘘でも、、その人の全てを信じられなくなる。。
人は、勝手な生き物です。。

ええと、私は、Tom Harrellのアルバムを聴くと、「人は騙すより、騙されたほうが幸せ。。」って、感じる。
私だけかしら?何故かしら。。
永遠の謎、、いや、明日、解ける謎かもしれないけど。。。

暮れも押し詰まって、、ばたばたしていた私にトムハレルが突然囁き初めた。
それも、ラブソングを。。
自分の好きなミュージシャンは女性も含めて全て恋人のように愛おしく想っている私。。
彼等は私の持っていない憧れの「遠い目」を持っている事が多い。
目の前の現実でなくて、現実世界を越えた夢の向こうに繋がるような視線の持ち主。
私のように現実の細々したことに紛れて、日々の暮らしに身を任せてる人間にとって、この視線を持つ人に憧れちゃうのね。彼もこの浮き世離れした憧れの瞳持つ。。
彼のトランペット&フリューゲルの演奏に、哀愁と希望が微妙に揺れ動くのはこの視線のせいかも。
演奏が始まると、何時も、一緒に旅立ちたくなる。違う世界に飛び込みたくなる。。
彼の後になら信じてついて行っても、裏切られそうにないもの。

八月に、「Light On/Tom Harrell」をブログで書いたときにトランペッターの必殺技の中に「はぁとで歌えること。」と断言しましたが、5曲のスタンダードを揃えたこのデュオのアルバムは、まさに私の「はぁと」を直撃するアルバム。

トムハレルとDado Moroniは20年来のおつき合いだそうです。
耽美的なイメージが多いヨーロッパのピアニストの中で、力強いタッチのダドモロニは、イタリアはジェノヴァ生まれ、くっきりと流暢な印象のバピッシュなピアノですよね。
凄く身体が大きくて、鍵盤が小さく見えて、ピアノがおもちゃのように見えた記憶があります。でも、ミスタッチもほとんどなく、スィンギーな演奏でした。
多くのジャズピアニストが交代で舞台に登場するコンサートでしたが、ノリだけで拍手をもらうこともなく、真摯にピアノに向かっていました。
ハレルとは相性良さそうですよね。

二人の話し声、楽器の掛け合い、、そんな音だしから切れ目無く始まるのがThe Nearness of You。
このバラード、ジャズファンの間では今年一番聴かれた曲かもしれませんね。
今でも、このメロディを聴くと涙腺が緩みます。
幕開けを宣言するようなピアノの演奏に導かれて、メロディを朗々と吹き上げるハレル。そのはぁとうぉ~むな演奏に思わず、全てを忘れて佇む。柔らかで暖かで、そして穏やかな空間が広がって行く。この瞬間、すずっく的至福。。
この空間に何時までも身をまかせていたい。
その空間に初めは静かに、でも次第にダイナミックで鋭い切り込みをいれるはモロニ。
秘めた情熱、、って、ところかしら。。
内省的な雰囲気ではじまったハレルの演奏も、ピアノのソロの後は明るくプッシュした感じの演奏になっていきます。いいよなぁ。あ、って思うこともあるんだけど、それがどうした、って、感じのストレートな感情表現。
しずしずと始まるのは、Lover。しかし、すぐに踊り跳ねるようなピアノとハレルの機敏なレスポンスが始まります。
実に楽しそう。対等に、どちらが主ということもなく、インティメイトなプレイが続きます。二人の楽しそうな様子が手に取るような演奏。
ハレルファンはきっと、微笑むに違いない。
I Hear A Rhapsody。そう言えば、新潟のコンサートでのソロはこの曲でした。
実に多彩に色づけしたピアノのフレーズは、ハレルの心を解放しているようで、抒情豊かでストレートなハレルの演奏が嬉しい。しかし、饒舌なピアノだこと。
Humanity、これは、モロニのオリジナルなのかしら?E.Moroniにってあるけど。
哀愁あるメロディラインを美しく紡ぎあげて、美しい世界が広がっていきます。
まったり感と、緊張感が同居する。
Darn That Dream、なんだか、必殺技の連発ですよねぇ。。
親密な関係の元に築かれた互いのやりとり。
時に、リリカル、ロマンティク。
時に、アグレッシブ、ハードボイルド。
高密度なやりとりなんだけど、難解さはまったくなく、リラックスした最上級の会話。
そして、Poinciana。
まさに、丁々発止。二人で意気揚々と絡み合いながら素敵な作品にしていきます。
あっと、、いう間に、、終演。

駆け引き無しの48分。
終わるとすぐに、プレイボタンを押したくなる、一枚です。
互いを信じ、尊敬し、、愛し、、真摯に演奏する姿。
信頼しあう人と人の間に流れる感情の機微、、
それを一緒に感じるだけでも、浮き世の汚れがちょっと無くなる気がいたします。

このアルバムで、清く正しく一年の「垢」を流しましょう。
1.Intro
2.The Nearness of You
3.Lover
4.I Hear A Rhapsody
5.Humanity
6.Darn That Dream
7.Poinciana

Tom Harrell(tp.flh)
Dado Moroni(p)

突然ですけど、随分昔の場面がフラッシュバックして、突然、いろんなものが繋がることってありますよね?私はこの状況で自分の立場ってものを理解することが多いのです。
根が浮かれ性のものですから、タイムリーに物事を分析できないの。
むしろ、誤解して理解していることが多いのです。
縁とは不思議なものです。
随分、昔からその始まりがあるのです。
なんでもない日常に散りばめられた、なんでもない出来事、、物、、。
それらが、、ある時突然、ぱたぱたと音をたてて繋がって行き、意味ある事を導き出したりするのでのす。

遠い昔のあの日。。ナンでもない出来事、、なんでもないもの。
その時の私には大切に想えなかったものが、とても大事なものだったことに気づいたりするのです。
そして、、とても大切だったものが、無意味なものに転落することもあるのです。
ダイヤがガラスの塊になる瞬間、、。それも無情な、、ものです。
はじめからガラスだと思っていれば良かったのね。
そんなこんなで、2007年が終わろうとしてますね。
仕事納めの人も多いよね。

そう、、縁というか、タイミングというか、、
今年は、そんな事を感じる事が多かったです。
トムハレル、常に静かにマイブームなのですが、、
もしかしたら、そのうち、ハレルファンにはビッグニュース(古っ)が飛び込むかモネ。
何?って思った人は、ミクシィのトムハレルのコミュを訪れてみましょう!
では、大掃除を投げ出した、、私。。
そろそろ、退散♪






最終更新日  2007年12月28日 18時23分42秒



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