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テーマ:Jazz(1889)
八木ブラザーズ Ver3.0@ジャズフラッシュ!!
野に咲く一輪のすみれ。。。 それが秘密の小部屋のコンセプトである。(爆) 広い仮想空間をさまよい歩いて、偏狭の地にひっそり佇むこのお部屋を見つけた人が、 野に咲く一輪のすみれを見たような気分になるブログをめざしているのであーる。 そして、自分の好きな音楽の話題を中心に、たどり着いた人達と細く静かに繋がっていく。。そんなお部屋のである。 顔も姿も知らない物同士、純粋に好きな話題で盛り上がる場所を目指しているのです。。 さて、普段はIT完備の天の岩戸にかくれていう私ですが、どうしてもそこから出て行かねばならないときがある。 ・・・。ジャズ好きは避けて通れない出逢いの場、そう、ライブ開場。。。 以前に「ライブは異なもの味なもの」って、日記を書きましたが、ライブは、いろんな意味で音楽を通して人と人が繋がる処。 CDを再生して、一人で音楽を聴く時間も大好きなのですが、媒体無しで直に音楽を身体で感じるのは、それとはまた別な楽しみや、満足感があるのです。 ミュージシャンが放った音が空気を振動させ、直接私達の鼓膜をふるわすのです。 彼等と私達の間には、他人が手を加えるものが存在しないのです。 自分の気持ち、心を解放して受け取れば、拙い自分なりにでも彼等のメッセージを直接受け取ることが出来るのです。。 てなわけで、ライブハウスは、心を開く場、だから「開場」なのだ!(えっへん) と、開場が間違いで無いことがみんなに解ったであろうから。そろそろ、共通語の会場にもどしまあす。。(爆) 新潟のジャズストリートは、そんなライブならでは臨場感を手軽に味わえる企画なのです。 1000円のチケット買えば、その日一日どの会場も廻りたい邦題、聴きたい放題。 そんな素敵なイヴェントに友達のバンドで参加するわけです。 偶然が重なって、繋がった友達ではありますが、好きな周辺が結構かさなり(つまり、自然と選曲が私好みになる)、ちょっと目が点になるくらい巧い人達なので(会場でいたたまれず、ドキドキしなくて済む♪)、、。 ライブに参戦!結構!! 大きな重い荷物があったので、タクシー頼みました。 タクシーの来る5分前に、スカートはきましたぁ!ぜぇぜぇ。 てなわけで、一歩家をでたからには、八木ブラザーズファン倶楽部の理事長&宣伝部長そして絶大なる(爆)八木ブラザーズファンに変身!わぁ~い。人妻返上! ジャズフラッシュは、「昭和新道」という細い通りにある老舗のライブハウスです。 「昭和新道」「新潟」っキーワードで検索すると、、なかなか、大人の界隈なのである。(^_^);; ドアの前に到着すると、なんやら、不穏なメロディがぁ、、。わぁ~い、ハレルの曲でーす。今回はこれでお出向かえ。。♪ と、すでにお客さまがちらりほらり、、 いとも簡単に、大入り満員だぁ。宣伝部長のお役目はここで終了。 時間があるので、タクオさんを探すんだけど、見つからない。雪道大丈夫だったかな? お友達のmoguちゃんも急遽かけつけてくださいました。感謝! さぁ、立ち見もできて、イケイケ状態。 メンバーも定位置について3時少し前に開始!! 1st Set! まずは有名なスタンダード曲、Star Eyes。 あぁあれね、と、、思う無かれ。アレンジはクリスポター担当(笑)! 一筋縄ではいかないのだ。 変拍子なイントロは一度聴いたら絶対病みつきになる。 本家はサックスのワンホーンですが、ここでは2管。 これが、豊かな広がりになって本家よりたのしのだなあ。 v-tbから始まります。低音なぶん、あの不敵な感じがなんともいいな。 そこに、サックスがかぶり始めて、兄貴の愛の手で麗しき兄弟愛。 それぞれが、ソロをとってまずは、お手並み拝見、つかみはオッケイ。 しかし、吹き始めると二人ともとっても素敵に見える☆ さて、ここの八木弟さんとの繋がりの一つがトムハレル。 仮想空間ではファンは沢山いるのですが、リアルで間近にいるのはちょっと驚異。 (しかも、この日長岡方面にも一人みつけた。) そのハレルのオリジナル曲Buffalo Wings。 トムハレル的男の美学の世界がイメージされる曲。良い曲だよ。 ひとしきり、ユニゾンでの決め部分が終わると、ガツンとしたハードボイルドなイメージで男らしく(笑)ピアノ。ロヴァーノ化して待つサックスは「ティラリラティラララ↓」って(これで、いいのか?わかるかな?笑)がっつりお役目をはたしていましたぁ。滑らかなフィンガリングでとりあえず聴衆釘付け。好きな曲でだまっているはずもなく、tbがスィング感ばっちりな疾走感のあるフレーズをきめます。 この兄弟、互いに結構ソロが長いので、渡すときに、ホント待ってました状態なのが大変宜しい。(爆) ハードボイルドなプレイのあとは、心温まるwhen I fall in love。 でぇ、まいリクエスト。弟さんはお休みです。 え、待ってましたぁ。泣かせてもらうよぉ。 ぽんとテナーサックスからはじまる「Standards」ヴァージョン。 ご本人は、この日はテナーの鳴りが悪いと落ち込んでおりましたが、正直、あなたにそんなの事は関係ない、と、言いたいくらいに情感こっもった素敵な演奏。 いや、やればできるんじゃん。 どうやら、会場にライバルがいるらしけど(爆)サックスからでてきた「♪」は私が全部一人締めしましたぁ。(^_^)v 確かに、音色的には前回放し飼いのときのほうが、グロスマン的であったのかもしれないのですが、それをカヴァーする丁寧な言い回し、自然体なグロスマン節(爆)、最後のお決まりカデンツアまで見事でございましたぁ。大合格! どうやら、本人はさほど真剣みもなく(爆)、ウケねらいでソロの頭に歌謡版「恋におちて」て挿入したらしいのですがあまりに、会場うっとりさせすぎて笑いはとれず! 予想外に?いや、、私の予測どおり、会場の「男性ファン」をうっとりさせていました。はい。(爆)これ、本当だとおもうのだ。たぶん、男性が憧れる男の優しさだよね。 もしかしたら、終わってみれば、西尾さんのブラシワークが聴ける貴重な(爆)存在だったのか?ん?(検証しなくちゃ) 慣れないバラードでぐったりしたので(嘘)兄休み。 Quietude、サドジョーンズの曲だけあって、とてもゆったりしたうつくしい曲です。 洗練されてます。(あ、兄さんぬけて正解か。。) レギュラーベーシスト、強力な安定感で暴れ者達を支える阿部ベースを中心に、今度は可憐なお嬢さんに変身した細木ピアノとトロンボーンで、息のあった演奏を。 あ、やっぱり地元仲間は仲いいのねぇ~。 そう、久しぶりにセントラルパークノースをかけたんだよねぇ。。曲が解ってから。 ほぉ、、、これなのねぇ。。 そして、1stSetの最後は、前夜に凶暴な兄が愕然としていたランディ作曲ののThere's A Mingus A Monk Us。実は、今回のライブで解らなかった曲はこれだったんだけど。 ランディが好きなモンクとミンガスに捧げた曲だけあって、なんつうか、聴き慣れたフレーズが満載なのです。で、初めての曲とは思えない楽しさ。 どうやら、メンバーも初めて聴いた人がおおかったらしく、「変な曲」と、不評?だったらしのですが、日陰の練習はもちろん、ここまでライブ好調に飛ばしてきたのと、満席の会場のパワーも伝わってか、これがかなりアグレッシブで痛快な演奏。 いつものように、何時終わるかわからないトロンボーンとテナーサックスのソロをしりめに男性的でパワフルで、ダンディなピアノソロが展開され、度胸の良い弾きっぷりで満場の拍手で1stSetが終了でしたぁ。 あっというまに、ワンセット終了。 つづく。。。
最終更新日
2008年01月22日 10時58分25秒
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