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2008年05月31日
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テーマ:Jazz(1887)
カテゴリ:JAZZ(Far North )
キラキラ光る水面をのぞき込むと、じぃぃ~っと、こちらを見つめる自分がいます。

自分のようで、自分ではない。
形があるようで、形はない。
触れそうで、、触ることはできない。

思いきって、、手を伸ばすと?簡単に……壊れる…。

人は経験から、そこに実態のないことを知っています…。
でも、何故か…惹かれる。。。
何かがあるわけでもないのに、ただ、ただ、じっと、、見つめてしまう。
静かに、静かに、見つめていると、何かが浮かび上がってくる気がする。
隠れている真実が見えてくるかもしれない…。


ウルフワケニウスが、ラーシュダニエルソンと最近一緒に歩んでいるアコースティック路線のアルバムの「裏」テーマは「愛」。
違うかしら?私、愛だと思うのねぇ・・。
愛は、存在はするけど、実態はないのですよね。

愛の真実は何?
真実の愛とは?

あらぁ。。こんなところでは言えませんわ。(爆)


「Forever You 」「Notes from the Heart 」。。
前回「Notes From The Heart」は、キース集でした。
今回は、同じ母国の今をときめくピアニスト、Esbjorn Svensson集です。
E.S.T.と略される、ちょっと尖り系、ホット&クールのこのピアニスト。
さて、E.S.T.を聴くものの、今までさほど思いいれて聴いてない私。
従って、正直申し上げて、スベンソン集、っていわれても、ワケニウスの新譜でなかったら、買わなかったかも。
と、、いいながら、「Seven Days Of Falling/e.s.t.」をかけている私。。

全曲スベンソン作。ウルフはアコースティックギター(ナイロン弦とスティール弦)、エレクトリックギターもつかっています。

まずは、そのアルバムのタイトル曲、Seven Days Of Falling。
わりと単調なリズムパターンの中で、キャッチーなメロディがクッキリ浮かび上がって来る構図は本家と一緒。
ギターの甘い音色とユニゾンの部分や、後ろのサウンドがうまく解けあってなかなか素敵な出だし♪
この1曲を聴いて駄目な人は、他に進んでも駄目だと思う。。
後半、Till Bronnerのトランペットのザックリ感がお洒落度アップ。
テンポはあがリDodge The Dodo。ウルフはスパニシュ風な高速のフレージングで疾走感たっぷりに、不安感期待感を盛り上げていきます。かっこええ!
ここのゲストは息子Eric Wakeniusのエレキギター。
完璧にロックギターなのですが、スベンソンの曲にはとても良くあっています。
違和感は、全くなく非常にかっこいい。ギター弾きの子どもはやっぱりギター弾きだよねぇ。。
Believe,Beleft,Below。英語の歌詞がついたヴァージョンは「Love Is Real」なんですよね。
つまり、これが、タイトル曲です。
非常に静寂ななか、メロディアスな曲を。。優しく美しく。。
2,3カ所ではいる、ミスタッチ音?あまりに美しい演奏なので、ほんのちょっと気になるかな。。
しかし、こんなにアコースティックギター向けの曲とは思いませんでしたね。

やはり、e.s.t.のアルバムのタイトルにもなっている代表作、Tuesday Wonderland 。
ストリングスとの密度の濃いアレンジも素晴らしいけど、後半のウルフのギターも素敵。
う~ん次曲、Elevation Of Love これ好きな曲です。
時々、頭で鳴るんだけど誰の曲か全然わかんなかったんですよねぇ。。(爆)
このアレンジもかっこいい!
黒子的だったダニエルソンのピチカートが嬉しい♪
ヤンソンのピアノが重なって強力に厚いサウンドに鳴るんだけど、ド真ん中で一番かっこいいのはギター。
こんな美味しいアレンジしちゃって良いのだろうかぁ。。
ヤンソンは、何度聞き直してもヤンソン以外の何者でもないのですが、こうやって聴く彼のピアノは本当に素晴らしい、そして好みです。(笑)
自分のアルバムとはまたちょっと違う、熱く饒舌なんだけど、、相手の色を壊さず、自分を出す感じがなんか、健気。(爆)
.Pavane "Thoughts Of A Septuagenarian" 再び、ゆったりと、、
弾き語りでもするように。。

スティールのシャッキリ感が気持ち良い、Good Morning Susie Soho。
明るく、ファンキーな雰囲気にピッタリなゲストは、トロンボーンのNils Landgren。
ヤンソンのピアノも陽気に弾んでます。
ストリングスの切ない響きに乗せてギターが歌います。
ウルフ節とでもいうのでしょうか。。

テンポがあがって、ダニエルソンとのユニゾンがメチャクチャカッコイイ、When God Created The Coffeebreak。
ヤンソン、モーティンルンドの活躍もエキサイティングで、演奏的にベストな1曲。
後半の疾走感はたまりませんです。
一体となって、駆け抜ける感じ、ヒェ~かっこいい。
10曲目にも、ダニエルソンのソロが入ってます。(笑)
本当に、優しく歌うように。。
ウルフのギターの超エモーショナルな感じとまた違う、感情移入。。

最後は楽しみにしていた、フレズがゲスト。
ストリングスも重なり、彼のミュート音が大きな空間を作りあげる。
大きく広がった空間に、哀愁あるギターが…。
アルペジオ、トレモノ等、オーソドックスなギターテクニックを使いながらも、全体では独特なサウンド。
あっけなく、終演。。
あん、、終わり。。

スベンソンの作ったメロディに忠実に、でも、ウルフの感性でしっかり造り込まれたアルバムです。
私は、今回、改めてスベンソンの作り出すメロディが素敵だと思いましたぁ。m(__)m
彼の演奏は時として、私には行き過ぎだと思えることもあって、ちゃんと、彼が送り出している心のメロディに耳を傾けてなかったかもそれないなぁ。。反省。
スベンソンの曲なんて覚えてないぞ、、って、思っていたら、なんだか、半分以上は頭のどこかに残っていた。
キースの曲には思い入れがありましたが、アルバム的には、断然こちらが聴きやすく、面白いかも。
ウルフのアクティヴな作品が好きな人には、オススメしませんが、生活にもとけ込んじゃうハイクオリティなBGMにもなります!っていったら、、、怒られちゃうだろうか。。?


さて、、最初に書いた「Seven Days Of Falling/e.s.t.」。
最後の曲が終わっても、よい子はじっと待つのです。
始まるのは、隠れトラック。。
朴訥にな歌声とシンプルなピアノが奏でる「Love Is Real 」
多くのものに囲まれていると、恵まれていると、、そこにある真実に気づかない。。
自分が本当に見たいものだけ、じっと、、見つめる。
そこに真実はあるかもしれない…。



1.Seven Days Of Falling
2.Dodge The Dodo
3.Believe,Beleft,Below(Love Is Real)
4.Tuesday Wonderland
5.Elevation Of Love
6.Pavane "Thoughts Of A Septuagenarian"
7.Good Morning Susie Soho
8.Eighthundred Streets By Feet
9.When God Created The Coffeebreak
10.Shining On You
11.Viaticum

Ulf Wakenius acoustic nylon guitar, acoustic steel guitar, electric guitar
Lars Danielsson  acoustic bass, cello, effects
Lars Jansson acoustic piano
Morten Lund  drums, caron, percussion

Further Musicians:
radio.string.quartet.vienna:
Bernie Mallinger  violin
Johannes Dickbauer violin
Cynthia Liao   viola
Asja Valcic  cello

Special Guests:
Till Bronner  trumpet on "Seven Days Of Falling"
Paolo Fresu trumpet on "Viaticum"
Nils Landgren  trombone on "Good Morning Susie Soho"
Eric Wakenius electric guitar on "Dodge The Dodo



ゲスト参加の息子Eric Wakenius…。。
もしや、このお名前は、あのギターの神様から?ウルフはブルースギターとかロックギターとかも演奏してたんだよね。。孫はPat Wakeniusかなぁ(笑)。






最終更新日  2008年05月31日 10時50分19秒
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