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2008年10月17日
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テーマ:Jazz(1961)
カテゴリ:JAZZ(Born In The U.S.A. )
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今日は秋晴れだった。。
少し、雲はあるけれど、、眩しいくらいん青空。
見上げると吸い込まれるような高い空。。。

空の向こうには、広大な宇宙が広がっている。
宇宙、、、普通は「うちゅう」って読みますが、、「そら」って読むこともありますね♪
あの宝塚には「宇宙組」って、ありますです。
ロケット(死語かな?)に乗って、宇宙旅行、大冒険、こどもの頃の夢だった気がします。
きっと、、、何時か叶う夢だと思ってた。。

中学生になってからは、SFでその夢を追い続けましたぁ。。
高校、大学、、やはり、一番好きだったのは、SF。。
近未来ものから、スペースオペラまで、何でも読んだもん。
でも、次第に読書の量も減り、、SFも新刊を追いかけることが少なくなってきました。。
昔、好きだった本を時々、、読み返すくらい。。

あの頃から随分月日がたったのですね。
今は、「宇宙」って言葉にはなんだか、郷愁みたなものを感じちゃいます。
時々、夜空を見上げると、変わらぬ☆の瞬きに、ツンと鼻に来るような、、切なさも感じるようになったモン。。
人生次第に、、叶わない夢ってものがはっきりしてきますよね。。

新聞だったかな。。その宇宙と地球をエレベーターで行き来する、って、言う記事を見つけたとき、これはちょっとわくわくものでした。今でも宇宙は私に新しい夢を与えてくれます。

今、ジャズのアルバム探すとき、私にワクワク感を抱かせてくれるサックス奏者の1人が、このEli Degibri。今回は、なァんとオルガントリオです。
オルガンジャズって言うと、ソウルフル、ファンキーって、黒いイメージですけど、、放し飼いもそうですが、ラリーヤング以降、違う方向の演奏も増えてますよねぇ。
って、言っても、オルガンのあの独特音色ってありますから、それは、、後ろであのグワァァァァ~~ンンって、響きがあるのは何とも心地良いものです。
しかも、自分でベース弾くしィ。。
全7曲、一応2曲のスタンダードとデジブリのオリジナル。

冒頭、オルガンのあの響きをうまく使って、バックで効果絶大。
デジブリがテナーでストレートに情景を吹き上げます。
なんだか素敵な曲で、ついうっとりしちゃう。非常に堂々とした登場と観客のつかみです。
後半切々と訴えるようなデジブリは1曲目からいきなり10分というライブモードです。
そんでもって、、かなりのハイテンションになってしまいますが。。
2曲めはEvery Time We Say Goodbyeとなっていますが、ラテン調つうか、スパニッシュなアレンジ?でこりゃもう別物です。(きっぱり)
非常にかっこいいのです。情熱的なフラメンコの踊りでも始まりそう。。。
こんなんありなのでしょうか。。えらく、かっこいいのでこれでもいいか。(爆)
しかし、自信に溢れた吹キっぷりで、この長尺ソロはそりゃ凄いのだなぁ。。
そりゃ、エキサイティングでダイナミック。。。思わずわき上がる歓声。。。
最後まで、かっこいいのですね。

ソプラノに持ち替えて、Gypsy。郷愁溢れるメロディをとてもエモーショナルに吹き上げてます。
なかなか、感情のこもった演奏で、、妙に寂しそうなのが、、お姉さんは気になる。。(爆)
バックもやけにドラマチックに盛り上げます。。
Pum-Pumは、再びテナーで一転アグレッシブに始まるのですが、途中、テンポを変えタリしながら、登り詰めて行くのですが、デジブリの怒濤ソロで、止まるところ知らない感じ。
清く美しい演奏とは正反対な泥臭さもある演奏だったりしますです。
んだけど、これが聴いていて大変気持ちいいのです。
思わず、イケ~~と叫ぶ。テンポを落とした時の豹変ぶりがまた楽しい。

そして、緩急の緩つう事で、今度はサックスカンディンツァで始まるI Fall in Love Too Easily。
オルガンとデュオ。こちらは奇をてらうことなく、ストレートにしっとりと。。
歌心と言うより、男気を感じるI Fall in Love Too Easily。当然インタープレイ満載。
後半は雄叫びもあがったりする、やっぱり常にハイテンションな人です。
・・・今時、、男も感じやすい方が、魅力的なのかも。。

Shoohooも、ゆったり始まるかと思いきや、すぐにアップテンポになってすぐにメーターが振り切れます。(って死語?)
オルガン、ドラムが煽るまでもなく簡単にブチキレる状態になってしまうのは、クリポタと同等かも。
この人独りだって、きっと簡単に登り詰めちゃうと思うのねぇ。。精神構造がどうなってるのか、みてみたい。(爆)
Colin's Dreamはなかなか叙情的で広がりのある曲。
やっぱり、エモーショナルな演奏になるんだけど、曲の親しみやすさがあるので良い感じに、会場は盛り上がってます。ちょっと胸がしめつけられるような気持ちになって、、終演。

今時の人で、キレやすいサックスなんだけど、やっぱり、今時の人で、いろんなポップな音楽を聴いて育ったんでしょうねぇ。。彼のオリジナル曲は親しみやすいメロディアスな感じのものが多いです。
そこをうまくオルガンがドラマチックに曲を展開してくれます。
ドラムもお手数多く、ガンガン暴れまくるのですが、やっぱ、主役はデジブリ。
五月蠅いくらいに吹くんだけど、饒舌なんてもんじゃないんだけど、なんだかどこかにおおらかな雰囲気を持っていて、それは微かに香る大地の香りなんだけど、、テクニカルに吹きまくってもなんだか許せちゃいます。
情感タップリ、ってのや、歌心満載、ってのも違います。たぶん、持って生まれた資質?
全編テンション高く吹きまくりですが、決して疲れません。(爆)

誰にすすめるか。。?
今日も難しいなぁ。とりあえず、テンション高いサックス好きな人はどうぞ。。
男は感じやすいのがいいわ、って、結論です。はい。


1.NY-TLV-NY
2.Every Time We Say Goodbye Porter
3.Gypsy
4.Pum-Pum
5.I Fall in Love Too Easily
6.Shoohoo
7.Colin's Dream

Eli Degibri (ts,ss)
Gary Versace ( B3 Hammond Organ)
Obed Calvaire (ds)


CDの表面に印刷されてるのは、ハモンドの中かなぁ。。
配線がいっぱい見えるような、気がします。
あの臭い、、好き。また、嗅ぎたい。。

今日も暗くなりました。
よい子はおうちに帰りましょう。。

んじゃ、退散♪






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最終更新日  2008年10月17日 18時20分38秒
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