1937623 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

My Secret Room

My Secret Room

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カテゴリ

カレンダー

バックナンバー

2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2009年06月16日
XML
テーマ:Jazz(1961)
カテゴリ:JAZZ(Born In The U.S.A. )
AX
ミニケイトウ、って知ってます?
ケイトウの花って、大きくて、色合いもちょっと垢抜けなくて、ガーデニングつうおさレナ場面では敬遠されがちだったんだけど。。
色も多彩で、大きさも寄せ植えにも丁度いいサイズの、改良品種?ミニケイトウって、あるのですが、、、。
まれに先祖返りして?葉っぱばかりが、でっかい顔するヤツがいるですね。
もちろん、元のケイトウとは違うし、こぎれいで重宝がられるミニケイトウでもないし。。
今は、あきらかに周りのミニケイトウを圧倒する大きさで、大きな葉っぱも付いちゃってます。
へそ曲がりなわたくしは、この先祖帰りしてケイトウでもミニケイトウでもなくなった目障りなヤツを抜かずに大事に育ててます。(爆)
なんの話だ?って、感じでしょ。
Sean Lyonsのサックス聴いてたら、何故か、この先祖帰りのヤツが頭に浮かんだのだ。

この白人テナーサックスのことは、全然知らない。
せめて、生年月日くらいは、、と、検索しても、駄目だった。(爆)
ええとね、、トムハレルで検索してたら、繋がって来ました。
デビュー盤なのかなぁ。。スペシャルゲストを含めてオールスターなメンツ。
つうか、、限りなくOne for AllのメンツだけどドラムAl Fosterネ。テナーとトロンボーンも違うのね。(爆)
つうことで、基本的にはオーソドックスなハードバップです。はい。
最近、エリックアレキサンダーの追っかけしなくなって、One for Allも全然買ってないんだけど。(^_^);
Lionと名前のLyonsをシャレッタのか、タイトルも、ジャケットも。。。さえない。。
余りのさえない雰囲気に、つい、クリックしてしまった。。
最近の若いジャズミュージシャンでこんなさえないジャケットも珍しいな。。なんてね。(爆)

ええとね、中年音楽狂さま的にタイトルをパクッたら、、

「全く知らなかったテナーサックスのアルバムをハレルで購入:結果やいかに」

で、内容。
オーソドックスなハードバップをホント、堂々とやってるのですが、テナーはね、、、
ライオンの唸り声とまで野性的で貫禄があるとは言わないけど、なかなかがっちり骨太な感じ。
細長いひ弱なお写真は、かなりソンしてるなぁ。
素晴らしいメンツにしっかり乗っかり、小さくならずにノビノビと吹きまくってます。
全体にしっとりとした重たさ陰影が、ハードドライビングに吹きまくった時でも無機質な感じにならない因の一つかな。
咆えまくる、って。ゴリゴリッとした野性味と言うよりは、意外に洗練されてて、豪快にスィングしながら男はいつだって直球勝負ダ!みたいな感じがする。
バラードとかは、まったり感より良く歌ってる感じ。非常に滑らかなフィンガリングでスムースな響き。

1、2曲目にJim Rotondi、Conrad Herwigを迎え、3管ハードバップの美味しい感じがたっぷり。
Jim Rotondiのかっこいいのは知ってたけど、情けないけど、Conrad Herwigって初めてだと思うのね。
スライドトロンボーンなのですが、1曲目のラテン調のSean Lyonsのオリジナルでジャストタイムではじけてて、えらくかっこよかったな。
アルフォスターのBonnie Roseをしっとりはじめて、3管それぞれのソロ、ユニゾンと絡み合いながら実にシンプルな流れなんだけど綺麗にできてる。ワンホーンになって、軽快に飛ばす、Nostalgiaはパワフルでおおらか。いやいや爽快。こうなると、ピアノも元気、ベースも元気、ドラムも元気♪
泣かせることに、4曲目はSoultrane。ホント、いい曲だよねぇ。。丁寧にテーマ吹いて哀愁もたっぷりに。
考えすぎなところがまったく無い、ホント、テナーサックスを吹くことの喜びが伝わってくる。

Blackbelt Bebopはオリジナル。2管ユニゾンで楽しく始まる。
のびのび軽快にSean Lyonsが吹くと、、ちょっとくぐもったハレルのソロが響きます。
なかなか硬派です。はい。バース交換なんぞもあって、はい。わたくしてきには、これで、満足。
1、2曲目のJim Rotondiとの違いに目が丸くなるのでありました。
Nostalgiaに並ぶわたくしのお気に入りが、Woody 'N' You。
これは、ハレルのアグレッシブなソロも含めて、なかなか満足度が高いのでした。。
7、8とワンホーンで、ちょっと、手癖風のフレーズやいらない感じのフレーズもあったりするんだけど、実に堂々と楽しそうに吹いてるから、いいか。。
最後もハレルが入って、オリジナルをテンポ良くきめて、その太っ腹な感じを印象づけて終演。
ハレルはやっぱり、ハレルだなぁ。。って、フレーズ(爆)で存在感バッチリダ。
パワー&若さに対向するこの独特の存在感は、やっぱり、たいしたモンですネ。

ここから、中年音楽狂さま風にしめれば。。
文句が無いわけでは無いが、全体的に見れば,デビュー・アルバムとしては上々の出来と言ってよいだろうし,今後の活躍に期待してよいと思う。オーソドックスなスタイルだけに、今後は自らの個性と言うものをどれだけアピールしていかにオリジナリティをだしていくかである。
なんちゃって。だって、巧いサックスいっぱいいるんだからね♪

最近はこの辺のサックスのアルバムにご無沙汰でしたので、なかなか、楽しめました。はい。

1.Herk From The South End
2.Bonnie Rose
3.Nostalgia
4.Soultrane
5.Blackbelt Bebop
6.Woody 'N' You
7.Ask Me Now
8.Poinciana
9.Realized Dream

Sean Lyons(ts)
David Hazeltine(p)
John Webber(b)
Al Foster(ds)

Jim Rotondi(tp,flh 1,2)
Conrad Herwig(tb 1,2)
Tom Harrell(tp,flh 5,6,9)


おぉ。。またも、こんな時間にィ。
んじゃ、退散♪





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年06月16日 18時32分48秒
[JAZZ(Born In The U.S.A. )] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.