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2010年08月26日
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テーマ:Jazz(1958)
カテゴリ:JAZZ(Grazie Italia )



天使と悪魔、、人の心の中には、どちらも存在しますよね。
いつも、天使のようにうららかでありたいぃ。。
って、心の闇は、人類の必要悪なのかもしれませんね。
だって、この闇の存在に気がついた人間が、そのマイナスなエネルギーから、文学、音楽、など芸術面で素晴らしい作品を残してきたからでーす。
でも、凡人にとっては、、これは目を瞑ってしまいたくなる部分でござる。。。
知性、理性、、を、身につけ、背筋を伸ばして歩いていても、、なかなかそれが消滅することはない気がするのですが、、、。

ま、普段は、なかったこと、気がつかなかったこと、、にして、生きております。(笑)

でーー、わたしは、今までに、、この底なし沼に沢山の音楽を投げ入れてきた気がします。
いつか、その淵から天上の音楽が鳴り響きますように、、と。。願った、、って、わけでもないのですが、、。この底なし沼には、沢山の本も投げ入れてきた気がします。。
いつか、聖書になって浮かび上がってくる、、とは、、思っていませんけどね。


ジョビンの音楽は、たぶん、音楽的には非常に凝っていて、きちんと構成された音楽なのではないかな、、と、思うのですが、そのサウンドは軽やかで、叙情豊で、、リスナーの心の柔らかな部分を刺激する。
ジョビンと言えば、夏仕様なのですが、ジャズ仕様のジョビンは秋風や、冬の嵐も仕込まれてることも多い。
去年気に入ってた、Fred Hersch plays Jobim / Fred Herschは、奇数曲、偶数曲で、陰影がはっきりしてて、個人的には奇数曲が深海魚になれて好きだったな。
一年中聴けちゃう、マイダーリン、ボラーニのFalando De Amor(愛の語らい)/Stefano Bollani Trioも好きであったりするのですが、このアルバムにも居る、力強いベースAres Tavolazziも参加するイタリアの伊達男によるジョビン集でっす。ギター、ピアノ、ベース、ドラムって、変則な感じ。ギターとピアノの関係は、かなりの比重をピアノにもあたえて居て、コリーダー的な感じ。ピアノが変わり者のダニロリラなので、なかなか、面白いことになってます。
ジョビンの曲が、7曲、スタンダード、メンバー曲等で、13曲。

日本人的感性と情緒にぴったし来るジョビンのHow Insensitive は、ギターとピアノがソロをとります。スイングするパートとうまく組みこんで、ひねった演奏。ギターもピアノも透明感ある美しさと、、チクリとひっかかる棘を持ってます。ストリングスがかぶって、Sem Voc? は、2人ともひたすら美しく、切なく、優雅。
2人で、ステップをふむようなBerlinの Change Partners。ゼペッテラの間とそこに宝石を埋め込むようなリラのピアノ。ゼペッテラのオリジナルで、Rememberingもストリングがかぶって、優雅に。

交互にテーマを奏でるWave 。ギターも歪ませたりして、少し尖ったロックな雰囲気で。
一転、淡々と、Corcovado。シンプルな音の運びにうっとりする。やっぱり、女の子だな、こういう綺麗な演奏は文句なく泣けます。はい。

ピアノソロで送るクラシカルで重厚なイパネマの娘、ロマーノオリジナルでご本人のアルバム「Corners/ Aldo Romano」でも演奏してた哀愁の塊Petionvilleをベースフューチャーでピアノトリオ演奏。
ベースのピチカートソロの?guas De Mar?oは意表をつきます。
ダニロリラオリジナル、Crepusculeは、ストリングスもかぶさって、夕暮れ時の美しい風景をみるよう。リラの流麗なピアノ。 Lontananzaもロマーノの曲で、ゼペッテラが美しい。切ないフレーズ、メロディが満載です。ゼペッテラのオリジナルでThe Night, The Music And You は、ストリングスがかぶって、これも切ない。
星空の瞬きのようなリラのピアノ。Dindiのテーマが流れはじめ、ギターが重なって、天上の音楽となる。
ジョビンの居る天国に舞い上がるように、、最小限の音で。。リラのピアノも切なく、歌う。。
天国から、お礼の花びらが、舞い降りてきて、、おしまいですね。

やはり、Docter3のピアニストダニロリラ、綺麗綺麗だけではなく、毒も含まれてます。
個人的には、もうちょっと統一感があってもよかったかなぁ。。って、思いますが、
このメンバーは、わたし的には驚き桃の木、山椒の木、って、感じで、お得な一枚でした。

残暑の中、猛暑が少しでも和らぐように、、願いを込めてかけました。
日中は、暑くても、、朝晩に秋をみるようになりました。。

1. How Insensitive
2. Sem Voc?
3. Change Partners
4. Remembering
5. Wave
6. Corcovado
7. The Girl From Ipanema
8. Petionville
9. ?guas De Mar?o
10. Crepuscule
11. Lontananza
12. The Night, The Music And You
13. Dindi

Fabio Zeppetella (g)
Danilo Rea (p)
Ares Tavolazzi (b)
Aldo Romano (ds)

ブラジルといえば、、ブラジルの人気ギターリスト、トニーニョオルタが来日します。
なんと、ヤンソントリオ+ウルフと日がかぶさります。
って、、放し飼いとも、、かぶるって、、ことだ、、。(汗)

なあんて、家人といろいろすることがあって、、お家で軟禁状態だったンですが(笑)、、そんな間にもジャズ批評157号がでました。ヨーロッパのピアノトリオの特集です。
でも、このブログ的には、5頁に渡る「Fabio Bottazzo」さんのインタビュー記事じゃ。これは、、また、ちがう機会に。いぇ~~い!

そんでもって、夕方、近くの本屋さんに、雑誌を取りに行ったら、、
なんと、財界にいがたが既に売ってた!
なんだ、いつから売ってたんでしょう。立ち読みできない長さでしたので、お持ち帰りしてみました。
んじゃ、退散♪





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最終更新日  2010年08月26日 18時31分49秒
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