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2010年09月14日
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テーマ:Jazz(1714)
カテゴリ:JAZZ(Born In The U.S.A. )



夕方、でかける前に空を仰いだら、高い空に白い月が浮かんでいた。

1938年生まれ、、他の30代のメンバーは、息子というより、、孫の世代に近いかな。
年を重ねても常に前向き、自らの世界を探求していこうとする姿勢は素晴らしい。
とか言いながら、彼のアルバムは、「Jumping The Creek/Charles Lloyd」しか書いてないじゃん。いい加減なもんです。はい。
そう、この方はわたし的にはECMの生き神様です。(いろんな神様いるんですけど)

スタジオ録音で、オリジナルが4曲、モンクの曲が2曲、スタンダードやトラディショナル等、、多彩な曲目。

ドラムレスではじまったオープナーのスタンダードI Fall In Love Too Easilyのテーマがでてきた瞬間胸がキュンとする。そして、チャールスロイドは、マルチプレイヤーだったりするんだけど、この曲はアルトサックスなのです。その枯れた味わいに、セピアカラーで大切な人たちの横顔なんて思い浮かんでしまう、わたしは凡人のひとり。。途中、ベースとデュオになったり、ピアノとベースのデュオになったり、3人で集まったり離れたりと、淡々としながらも流れる雲のように場面が展開していく。それは、頭の中で浮かんでは消える遠い想い出のよう。何故か、キュンと、切ない。
続けてはじまるスピリチュアルな曲である Go Down Mosesは、まるでコルトレーンのオリジナルバラードのような荘厳さをもってはじまる。その調べの中に孤高のチャールロイドがいて、リューベンロジャーズのシリアスナソロをはじめメンバーのロイドに対する尊敬がヒシヒシ伝わる。
オリジナル曲Desolation Soundは、CMソングにでもなりそうなメロディアスな曲。このアルバムではECMの美学に添ったプレイをしていたジェイソンモランのピアノがヒートアップして熱い演奏に。
La Lloronaは、哀愁郷愁がたっぷりな民謡で、丁寧に吹き上げる。もう、夕暮れ時の迷子の気分。泣きそう。

何故か、ビーチボーイズのCaroline, No。これがまたいいのねぇ、なんだか、ロマンティックな感じではぁとを揺さぶるのです。
ミュージシャン的リスペクトからか、モンク曲が2曲あって、まずはMonk’s Moodをバラードで。力強い解釈で、ピアノのサポートも一ひねり。
そして、明るい陽ざしを思い起こすオリジナルMirror。ECMの初期のころの作品Fish Out of Waterにありました。考えたら、ここではピアノはボボステンソン。ロイドのピアノの選択眼が高いことは皆さん承知の上なんだけど、歴代のピアニストみてると、なんか、すごいですよね。
でました、大好きなRuby, My Dear。これも、バラード仕立てなのですが、ここでも、ピアノが美しい。
The Water Is Wideは自作のタイトル曲。テンポよくゴスペル風なスパイスが効いた楽しい仕上がり。
そして、Lift Every Voice And Singではフリーな演奏も入って、4人の息のあったところを。
Being And Becoming, Road To Dakshineswar With Sangeetaはオリジナル曲、前のフリーな演奏をうけてか抽象的でシリアスな感じで進み、収束、解放の対比。
Tagiには、ロイドの詩の朗読が入ります。このように書くとなんだか下手物趣味っぽく思ってしまう人がいるかもしれないけど、ロイドの声はそのサックスの音色のように静かで深く、、やさしい。秋の空に高く漂う雲のよう。続く、サックスでの演奏は、静かに、激しい。。そして、静寂。

個性的でしっかりしたテクニックを持つ3人の若いミュージシャンたちは、ロイドの精神性にも通じる演奏スタイルを彼へのリスペクトを持って演奏で支えているかな。。だから、暴れん坊のハーランドだって、かなり紳士の演奏っす。でも、抑えたからって、下手なわけない。他のメンバーも同じ。などと。。
秋のもの想いにぴったりな一枚。


1. I Fall In Love Too Easily
2. Go Down Moses
3. Desolation Sound
4. La Llorona
5. Caroline, No
6. Monk’s Mood
7. Mirror
8. Ruby, My Dear
9. The Water Is Wide 
10. Lift Every Voice And Sing
11. Being And Becoming, Road To Dakshineswar With Sangeeta
12. Tagi

Charles Lloyd (ts,as,voice)
Jason Moran (p)
Reuben Rogers (b)
Eric Harland (ds,voice)

日本盤なので杉田さんのライナー読んでいて思わず、「あぁ!」って声あげちゃいました。
そうなん、すべて過去に彼が演奏した曲やアルバムに関係したものなんです。(はやく、気がつけ!)
そうやって、その曲目を眺めると一種の回顧録のようでもあるわけなのです。もう一度、かけよう。。
そう、ECMで始めてリーダー作だしてから、20年程の月日がたったようです。

思いだしたといえば、お江戸では、ブラッドメルドーのソロの週であった。
随分前に、気がついたときには、東京は売り切れ、って、感じだったのだが、どうせ、いけないではなくて、いけるように準備すればよかったのかもしれない。って、無理だよね。。
そういえば、随分前にみんなは、キースのトリオでの来日も騒いでいたよねぇ。。
やっぱり、芸術の秋なんでしょう。収穫の秋なのでしょう。
と、中越は先日の豪雨で、大変だったようです。
我が家は、お仕事先のほうで、雨樋が、、壊れた。。くらいなのですが。。
皆さまは、少しでも、被害が少ないようにと、お祈りしますネ。

んじゃ、退散♪






最終更新日  2010年09月14日 20時46分03秒
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