2012/11/08(木)00:53
夜
今日ミストサウナで毛穴から汗が出ているのを感じながら天井を仰いでおりました
そしたら初対面の多分10くらい上の女性に
年齢を聞かれました。
年齢不詳だよねっていわれました。ショーーーック!
私はミストサウナの様にじっとりと涙を浮かべたのは嘘です。
ミストといえば、霧。
霧と言えば釧路ですね。
夜の釧路は霧が出ます。(最近は減少傾向らしいですが)
そんで、釧路川に架かる橋、に等間隔に光るオレンジの光の街頭がある。
光が白い色じゃないのは霧が出たときに識別しにくいため。
やはり幻想的ですね。特に車のってるとね。なかなかいいドライブコースです。視界は良好じゃないけど。
学生までは前髪ちりちり&制服びしゃびしゃにしながら霧の中帰ったからげんなりしてたけどw
夜の釧路は、素敵だと思います。
夕陽もあるし炉端もあるし。
若い人が遊ぶには、アミューズメントは少ないかもしれないけど
その寂しさにちょうど染み入る様に
あのオレンジの光は入ってくるのです。
今日の夜は映画館にいきました。
観た作品は血なまぐさかったのですが
夜の映画館はいいですね。
日付またぐかまたがないか。
もちろん映画館は映画という非日常に連れてってくれるので特別な空間ですが
夜は格別。
寝る前に観る夢みたいな感じ。夜逃げとか寝台車に乗る感じ。
日付が変わる前に戻ってくるわけですが
日常と非日常の境目をさまよって
うっかりしたら戻って来れなくなっちゃいそうな危うさを期待してしまいます。
いきっぱなしになりたいのですがね。
釧路にはもはやひとつしかない映画館。マイカルシネマ。
切符を切って、番号のスクリーンを探し、ドアを開け暗がりで少し長い廊下。やっと座席に座る。
話をしていると小さく流れていたクラシックのBGMがフェードアウトして緞帳がおりる、
照明が暗くなり、予告が始まり、終わる。本編が始まるまで映画製作会社のロゴマークが
ゆっくりと出現する。会場がしずまり、作品に入る。
作品のオープニングでワクワク。いつの間にかのめり込む。
非現実に入り込むまでに充分な準備ができるのですよね。
なので、エンドロールも大切だと思う訳です。
はーエッチしてぇ