幸せをもたらすシンブル
先週だったかと思いますが、シンブルの本が出版されました。『幸せをもたらすシンブル 針仕事のための小さな宝物』 菅野良男 和代 文化出版局東京国際キルトフェスティバルにもシンブルのブースを出しておられたそうですので、行かれた方はもう手にされているかもしれませんね。以前ご紹介した米澤幸子さんの本とはまたちょっと趣が異なった本です。写真を撮る時間がなかったので、プレビューを書いて私のショッピングリストで見られるようにしておきました。興味のある方はそちらのほうで写真をご覧ください。といっても、表紙の写真だけですが。たくさんの写真だけでなく、名窯と呼ばれる窯や時代の中でシンブルがどのような役割を持っていたかなど、なかなか興味深く拝見しました。米澤さんの本のときにもそう思いましたが、こんなにいっぱいあっても、なかなか同じものってありませんね。まあ、私の集めているのが、いわゆる名窯ものではないからかもしれませんが。「あっ、同じだ」と思うのは、ここでも2つほど紹介しましたが、TCC(Thimble Collectors Club)のシンブルに多かったです。知りませんでしたが、TCCって謎の多い頒布団体だったそうですね。そして、すごくたくさんのシンブルを頒布していたということも。気に入って集めていたクリスマスのイヤーズシンブルがあるんですが、それもTCCの企画ものだったということもわかりました。何となくの私の感想ですが、最近、シンブルを集めている人が増えてきたような……。コレクター人口が増えるとまた本なんかも出版されるでしょうし、ちょっと楽しみです。できれば今度は私好みのピューター製シンブルの本など出ないでしょうかね。