みやわき矯正歯科クリニック院長の日記（山口県　宇部市、山口市）

　今日は、土曜日、私は、山口のオフィスで診療です。

　私は、開業する前は、何をしていたのかというと、歯学部を卒業した後は、矯正学教室の大学院へ入学しました。

　矯正学教室というのは、まぁ医科でいったら、第一内科とか、胸部外科とか、皮膚科とか眼科みたいなものです。

　その医局に入ると矯正歯科の勉強ばかりします。

　私は、大学院でしたから、４年でなんとか卒業して学位を取得して、通常はそのまま医局に残るのですが、なぜか私は、高松の矯正歯科の病院へ出向するように教授から言われました。

　３月のある日、緊張しながら、高松の山田矯正歯科というところに挨拶に行った事をいまでも憶えています。

　緊張していったくせに、「どうしてうちの病院へ就職する気になったのですか？」みたいなことを院長に聞かれ「教授が行けと言ったから」などと、本当に乱暴な解答をしたことを憶えています。

　そこで、分院長として勤務する事になったのですが、月曜日と火曜日は、なぜか香川県立中央病院の歯科口腔外科へ勤務するように言われました。

　香川県立中央病院での診療は、こんな風に言ったら不謹慎ですが、毎回刺激的でした。

　初めて顎変形症の手術に入って、２年間で何例オペをしたでしょうか？

　最初は、手術のアシスタントばかりでしたが、ある日主任部長の三次先生に勇気を出してお願いしました。「アシスタントは飽きましたので、手術がしてみたいです」

　三次先生は目を丸くしてびっくりされていましたが、いろんな手術をさせていただきました。

　「矯正医で、手術をこんなにしたのはお前が初めてだよ」といつもからかわれていたのですが、本当に貴重な体験をさせていただいた２年間でした。

　その三次先生が、このたび、中央病院を退職される事になったので、その送別会が高松のホテル全日空で行われます。

　正直、日程的に非常に厳しいのですが、わたしの大事な恩師の一人ですから、何があっても行かなくてはいけません！！

　今朝はいつもより、３０分早く診療を開始して、お昼休み無しで３時半まで診療、４時過ぎの新幹線で高松へ、７時からパーティに出席してきます。

　懐かしい人々が沢山集まるのは明らかなので、非常に楽しみです。

　明日の朝は６時半のマリンライナーに乗って、山口に帰って来て、通常通りの日曜診療です。

　少しハードですが、がんばってきます。
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