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カテゴリ:生活
地元情報誌のある投稿欄が目に止まった。いや、しばらく見つめてた。
「茶飲み友達募集。年齢男女不問。65歳無職男性」 はっと我に返って(まさか私ったら応募しようと思ったんじゃないよね?)と自問する。 やれやれ、ちょっと落ち着いてきたと思ったらもうホームシックか!? 家族が出掛けて朝の家事が終わると「さぁ、今日は何をしよう」と考える時、リタイアしたサラリーマンの気持ちがよくわかる。 この街も一通り回ってみて、「そろそろジムでも通おうかな」と思ってたんだけど、2ケ月位前からずっと調子が悪い喉が完治してからと延ばし延ばしにしていた。 ハーブを飲んでも一向に治らないので、仕方なく病院で抗生剤をもらいに行くと「引越しをしたのなら具合が悪くて当然。引越し3度したら死ぬ言うからな~」 (これで引越し3回目なんだけど) 確かに引越しは出産と同じ位のストレスがかかると聞いたことがある。 結局その薬も眠たいだけで、その後ハーブを替えてみたら徐々に良くなってきた。 調べたところストレス性の咳は現代病らしいので、長引くようなら内因があると考えるべし。 ある日、スーパーでレジに並んでいる時、ふとラーメンの陳列棚に目がいった。 私の生まれ育った街のラーメンではないか! なんか急に熱いものがこみ上げて、「ちょっと待ってくださいっ」と芝居がかった動作でレジ係りの手を止め、そのラーメンを鷲掴みにし、買い物カゴに放り込んだ。 (なぜ普通にできないかね・・・) しかし味の方は、メーカーに抗議の電話したくなるような程遠いものだったけど(許せん!) そんな時、アメリカに転勤で暮らしている友達からメールをもらった。 「どうせしばらくしたら忙しくなるんだから、今のうちにひとりの時間を楽しむといいわ~」ってな内容。 同じ道を通った先輩として励ましのエール。 なんか気持ちがスッキリとしたみたい。 彼女は子供が3人もいるのに、異国の地でそう若くもないのに(おっと、これは余計)よく頑張ってたな~ってしみじみ思ったりして。 子供たちも全く英語がわからないのに幼稚園や学校にも通っていたし、ちゃんと習得していたし、それに比べたらここは同じ日本じゃないか。はっはっはぁ~ と、ポジティブに考えてみるけど・・・寂しいのには変わりないな。 かと言って友達を積極的に作りたいという気にもならない。 しかし、このままウダウダしたくもない。 あ、そうだ、友達みんな引っ越してきて~ なんて頭がどうにかしてる。 そう、今の私、どうにかしてるんだ。 とりあず、落ち着いたらやりたいと思ってたこと少しずつやり始めてみました。 引っ越す時に持ってきたガーデニングの整理とハーブの苗植え、種まき。 夫がいつも走っているジョギングコースでのトレーニング。 そして、今日からジム通い。 おばあさんの中に混じって水中骨盤体操とか。(腰痛にいいらしいけど、ちょっと地味過ぎた) 「ピーマンマン」「きゅうりくん」「トマトちゃん」「そらまめさん」 子供たちも毎日すごい勢いで成長している野菜を見て楽しそう! この実がなる頃には、私もまともになっているかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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