2007/01/14(日)23:29
霊感占い(その2)
続いて私は、家族のことについて訊ねた。
夫と2人の子供は私の強い運によって守られているとのこと。
(これは一番最初に夫に報告しなきゃ、だわ!!)
う~ん、そういえば、親には「悪運が強い」と言われ、夫には「あげまん」と言われているぞ~
これは私の日頃の行いではなく、運だったのね・・・嬉しいような、嬉しくないような・・・
夫は肝臓と腸が悪いとピタリと当てられた。
なので、私の方が長生きするらしい・・・花の未亡人!?(決して喜んでませんよ)
いや、それでも夫は80歳後半まで生きるらしい。(決して落ち込んでませんよ)
2人の子供も賢く強運を持って生きていく、とのこと。
なので、中学は私立に行かせるとか高い教育が必要だとか。(お金を貯めましょう)
特に息子は「貫禄の星」を持っているらしく、学者になるのだとか。
思わず「貫禄」の部分で笑ってしまった~
全く貫禄がないので・・・でも貫禄あるのではなく、貫禄の星があるということのようだ。
他にも私の両親のことや、住んでいる場所のことや、今後の生活の基盤など、思いついたことを相談させていただいた。
そんな話の中で、夫の両親が亡くなって実家が空き家になっている話をした時のこと、何か気になった様子で両親について聞かれた。
実は、義母は義父の看病をしている最中に自宅で突然死したのだった。
その1ケ月後義父も他界するという、ちょっと数奇な死に方がずっと気になっていたのだ。
実際、義母が亡くなってから時々、義母の気配をどこかで感じていたのだ。
子供を強く叱っている時は悲しい顔をし、義母から教わった料理を作っている時には嬉しそうな顔をした義母が傍にいた。
義父に関しては一切感じることはなかったので、義母は成仏できているのだろうか、ということが気になり、一度他の霊能者の所にみてもらいに行ったほど。
その人は成仏されていると言ったけど、私はその霊能者はニセモノだとわかったので言葉を信じていなかった。
そして、お坊さんは「お父さんは成仏しているけど、お母さんは成仏していないよ」と言った。
自分が死んだことを理解していないので、いつも子供の所を行ったり来たりして、自分の身体がなくて辛いことを訴えていると。
だから、気付いて欲しくて夫の肝臓と腸にサインを送っているのだと。
普通、こういう「祟り」のような話を聞くと胡散臭く感じるのだろうが、私に様々な出来事や時期を考えると、すんなり理解することができた。
やっぱり、そうだったのか・・・
十分な供養をしていても、死に方や無念を抱いていると成仏できないのだ。
夫には独身のお姉さんがいて、毎週末空き家になった実家に帰っている話をすると、
「お姉さんも霊感が強くて、男の神様がついているから一生結婚できないよ。前世では巫女さんだったから信心深い」とおっしゃられた。
思わず拍手をしたくなるほど、その通りだった。
毎週実家に帰っては熱心にお経をあげているのだが、それでも義母は成仏していなかったのだ。
そのうちお坊さんは「霊感を開いた方がいい」と何度となく私に言った。
「霊感を開ける」というのはHPにも書いてあったので、なんとなくはわかったのだが、自分には全く関係のない話と思っていたので、よく理解していなかった。
どういうことか、と訊ねると、自分の持っている霊感を100%出すと、今まで感じてた霊感がはっきりしてくるらしい。
人を見ると身体の何処が悪いのか、精神的に病んでいるのか、悪い人なのか良い人なのかが鮮明にわかってくるので、その能力を利用して人を助けてあげなさい、と言う。
最初は誰にでも勧めるものだと思っていたら、1000人に1人位しかいないという。
しかも、自ら志願して霊感を開けにくる人はいてもお坊さんから勧める人はあまりいないのだそう。
私には今後その力を発揮する機会があるのだから、どんどん人をみてあげなさい、と言うのだ。
ただ、決して無理強いをすることもなく、「その方がいい」というばかりなのだ。
急な展開に私は戸惑い色々と質問したけど、私の中のどこかでそれが必然的なことではないかと思うようになっていた。
あとは、時間と経済的なもの。
年末年始といえども昼間には時間があるし、独身時代の貯金がちょうど満期になっていたのだ。
私が首を立てに振るまでに、さほど時間はかからなかった。
何をするのか、どうなっていくのか不安の塊だったけど、何故かそのお坊さんに身を任せようと思った。
1回3時間ほどの修行を3日こなさなくてはいけない。
私にできるのだろうか・・・
夫にはどう説明すればいいのだろうか・・・
考えれば考えるほど不安になるので、とにかく本能のままやっていこうと思った。
早速次の日からその修行は始まったのだ。