FLAMENCOとTAKARAZUKAな日々

2月28日をもって　帝国劇場がリニューアルのためクローズとなりましたね。

日テレで放送された　帝劇特番を観ることができました。

内容自体は　やはり地上波なので　じっくりと上演の歴史を振り返るというよりは　帝劇に絡めたミュージカルバラエティの要素が強くて　物足りなさも感じました。
懐かしい舞台の数々の映像が流れたのはすごく良かったです。

でも　コアなミュージカルファンだけに向けたものでなければ　こんな感じになるのでしょうね。
これを観て　舞台を観てみようかなと思う方がいれば良いのかなと♪

幼い頃から足しげく通った帝劇には思い出がありすぎて　まとめて何かを語ることはできないんですけど^^;

テレビを観ていて一番に思ったことは

やはり井上芳雄さんのミュージカル界での功績は計り知れないなということでしょうか。

芸大のいち学生だった彼が　小池修一郎先生により『エリザベート』東宝初演のルドルフに抜擢されたことは
当時はかなりセンセーショナルでした。

宝塚でトート役でご卒業して　東宝でシシィ役に挑んだ一路真輝さんを追い掛けていたこともあり

この初演〜再演の頃は　週に2回は帝劇に足を運んでいまして💦
もはや何回観たのやらw



そこから　ミュ界のプリンスという呼称を飛び越えて　ストプレや映像芝居　タレント業からMC業まで　とにかく体当たりしてきた結果　
続く山崎育三郎　古川雄大…といった多くの俳優さんたちの道を切り拓くことに繋がった　まさにパイオニア的存在だなぁと思います。

今回の番組も　地上波で　あれだけの長い尺を使って　ミュージカルに的を当てた番組が成立するということ自体　それこそ井上さんがデビューした2001年頃は考えられませんでしたから…
出演が市村正親さんや堂本光一さん　大地真央さん　上白石萌音さんなど　一般的に知名度高い人選に偏るのは　他にも素晴らしい方は数多いらっしゃるけど　ある程度仕方ないですね。

個人的には　歴代ヴォルフガングが勢揃いしたのは嬉しかった！（京本大我さんだけは観劇できていませんが）

新しい帝国劇場がオープンするのは2030年..
それまで私も健康でいなければ！という　あらたなモチベーションが出来ました💖


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