テーマ:猫のいる生活(138972)
カテゴリ:猫
週末のあたたかさはどこへやら・・・
今日はうってかわって寒く、お昼あたりからは冷たい 雨が降っています。 帰宅途中、うちの斜め向かいのお宅の駐車場の前で、 猫に呼び止められました。 見ればミィちゃんが、駐車場の軒下で丸くなって座り ながら、私に向かって鳴いています。背中が雨で濡れ ていました。 ミィちゃん、濡れちゃってるじゃないよ~! なんでおうちに帰らないのぉ? 雨はけっこう降っています。これ以上、濡れてしまっては かわいそう。もっと雨が避けられるところに移さないと。 傘をさしたまま、しゃがみながらミィちゃんに話しかけて いると、私の膝の上に乗ってきました。ちょうど良く、 そのままミィちゃんを抱えて、目と鼻の先にあるうちの アパートの階段の下に連れてきました。 今、すぐにごはんを持ってきてあげるから、そこで 待っててよ! と言って、そこを離れようとすると、ミィちゃんが先回りして、 うちの玄関の前に座ってしまいました。 かわいそうだけど、中には入れて上げられないよ・・・ とにかくミィちゃんをその場に残し、急いでうちの中に入ると、 今度はなつが・・・ そうなのです!帰宅したらまず、思いっきりナデナデしてあげない ことには、気のすまない子が、待っていました~! とりあえず、なつをなだめると、カリカリと吸水タオルを持って、 また外に出ました。ミィちゃんはさっきの階段の下で待っていました。 餌をあげると、少しは口にしたものの、あまり食べません。 お腹、あまり空いていないのかな? とにかく毛がだいぶ濡れていたので、タオルで拭いてあげました。 話しかけながら、ポンポン、ポンポンと軽く叩きながら拭いてあげ ていると、ミィちゃん、またまた膝の上に上がってきて、人の腕に 頭をスリスリ、すりつけてくるじゃないですか。 頭をピタッとひとの腕につけたまま、すっかり私の膝の上に収まって しまったミィちゃん・・・ 人のぬくもりが恋しかったんだねぇ~ しばらくずっとミィちゃんを膝の上に乗せて、抱いていてあげました。 ・・・ でも、私もいつまでもそうしているわけにはいきません。 なにせ、うちの中には超甘ったれが、まだ十分に構われていない まま、中で私のことを待っているのですから。 後ろ髪引かれる思いでミィちゃんをそこに残して、私は家の中に 戻りました。 このことを友達に電話で話すと、しばらくして友達も様子を見に 来てくれました。 また外に出てみると、ミィちゃんは友達が持ってきてくれたウェット フードを、ちょうど食べていたところでした。やはりお腹は空いていた ようです。友達は少しでも雨と寒さがしのげるようにと、近くから ダンボール箱を持ってきてくれました。が、ミィちゃんはその中には 入ろうとしません。 そして、お腹が満足になったのでしょう。食べ終わると、おもむろに 立ち上がり、別の方へと歩き出していきました。それはお向かいさん の物置がある方向。おそらくそこが寝場所なのでしょう。 さっきまでの不憫さはどこへやら。ちゃんとに雨風しのげる場所を 知っているんですね! な~んだ、心配することもなかったかな~ 友達も、今日一日、雨だったから昼間は出て来れなかったけど、 どうにもお腹が空いて出てきた時間と、私の帰宅時間が重なっただけ じゃないかと言っていました。 そうかもしれません。でも、これくらい、ちゃっかりしている方が、 私としてもなんだかホッとします。あまりに不憫に思えると、胸が痛む からね~ ミィちゃんも、この通りにいれば、道行く人たちからも可愛がられて、 本来の自分のおうちよりも、この場所が気に入ったのでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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