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とにかく怖い。痛みは麻酔が効いてるのでない。
怖い怖いだけで、痛く感じてしまってるだけだと言う事も
分かってる。


神経抜いた事がないので、とにかく怖いと伝える。

怖いので目を閉じて、手術開始。


金属音、ｳｨｰｰﾝｳｨｰｰﾝ、ガー、音は怖いが
痛くない。

でもホントに怖いだけ。
目を閉じてるのに涙が溢れ出し


握りすぎる貸し出されたタオル。
先生がチョコチョコ休憩挟んでくれる。

で、「相当歯医者のトラウマあるんだね？」と質問。



実は中学生の頃初めて行った歯医者の
60歳前後の先生


当時麻酔注射前に、脱脂綿で
痺れさすってのはなく

いきなり麻酔注射、それも人生初の歯医者で
麻酔めちゃくちゃ痛くて
効いてないそばから

削り出し、頭にｽﾞｷｰｰﾝとなる痛みで
左手あげるも、無視。

足も上がり、気を失うかと思った。

そんな記憶しかない。

結局その日からその歯医者には行かなくなった。
大人になるまでずっとやぶ医者だと
ずっとずっとずっと、引きずったまま。


で、それがトラウマに。



今回の先生は、優しく話を聞いてくれて
説明も私みたいな馬鹿でも分かる様に、丁寧に詳しく話してくれる。


でゆっくりカウンセリングの話で、結局分かった事。


どうもそのトラウマになった痛みについて。



治療から見て奥の歯がその時の治療した所だと思う。
そこは、麻酔が効きにくい場所で

僕でも麻酔効いてない時に、治療を始める。

もう一歩、踏み込んだ神経の穴の奥を開け
直接麻酔を打たないと
その場所は効きにくい場所で、


それを麻酔効いてないのに、治療されたってのが

深い傷になってるとの事。



中学生、まだまだ世間も何も知らない私は
純粋に、先生痛い事する。しか認識なく
記憶の奥底にしまい、やぶ医者だったと
思い込んだ記憶。



今回のカウンセリングで、気付かされ
恐怖の根本的なとこを理解する事で


緩和され、恐怖が少しだけ和らいだ様な気がします。


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