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北里を勧めない理由

北里を勧めない理由。。。


注:これは あくまで私の個人的な思いです。私が北里に行かないでいたのも この思いからです。
  一つの意見として考えて頂けると幸いです。



これまでメールで頂いた深刻な悩みをお持ちの方には、北里研究所病院での診察を勧めてきました。
診断を貰うことで、あるいは専門医と直接 話すことで何らかの変化が起こるからです。
自分の健康状態を全く信じてくれない相手には専門医の診断書を見せると多少の理解も得られるでしょう。


それ以外の方、掲示板などでやりとりをしていた ”それほど深刻ではない方”に対しては特に診察を勧めていませんでしたし、これからも勧める気はありません。
色々理由はありますが、一番の理由は患者が集中し過ぎているという点です。

北里研究所病院では年間700~800人の過敏症患者の診断を行っています。
しかしながら、”初診だけ行って以降は行かない”という方が大変 多く存在します。
「過敏症の診断機関」と呼ばれることも多いですが、診断機関ではなく医療機関であることを忘れないで下さい。
確認のためだけに診て貰うのであれば、治療を求めて通う方に時間を分けてあげて下さい。

突然 発症し辛い症状を出すようになって右も左も分からない状態のときに、すぐ診て貰える場所であって欲しいと私は願っています。
以前より、3ヶ月待ちが当たり前になっています。


化学物質過敏症という言葉も何も知らずに 突然の症状に途方に暮れる人は多いです。
幾つも病院を回って「異常なし」と言われ続け・・、その間もどんどん症状は悪くなってゆく。
”北里に行けば何か分かるかもしれない”ということを知ってから、また3ヶ月も待たなければならない。

この現状は変わって欲しいと願っています。



患者の中には北里に救いを求めて行かれる方と、確認のために行かれる方がいます。
「自分はたぶん過敏症だろう。」
「シックハウス症候群だろう。」
「本やインターネットで情報は持っているし、回復方法はある程度 知っている」
「回復へ向けて自分なりに取り組んでいる」
「私は過敏症ではないと思うけど・・。」
「過敏症じゃない他の病気かも知れないし」etc...

そういう ”ある程度 自身の状態に対応が出来ている方”は北里に救いを求めて行かれる方に順番を譲って欲しいと考えます。
急を要する方、どうしようもない苦しみの中にいる方が予約した時に、「来週 お待ちしてます」と言われる状況になって欲しいと願います。




明らかに特定の化学物質に反応して症状を出している、他の幾つもの病院に行ってもどこも異常がないと言われる。
その場合は化学物質過敏症かシックハウス症候群か、それに満たない過敏な体質だとかです。

そのような症状を出すのは他に”慢性疲労症候群”以外に聞いたことがありません。
(「他にこんな病気の可能性がある」というのをご存知の方は教えて下さい。)

過敏症外来では過敏症・シックハウス症候群か否かを診断することは出来ますが、
この世にある あらゆる病気の中から過敏症・シックハウス症候群か、その他の○○病かを診断してくれるところではありません。


もちろん薬を出してくれる場所でもありません。

具体的な対策というのも、本に書かれていることしか提示してくれません。
(『化学物質過敏症 忍び寄る現代病の早期発見と治療』宮田幹夫 著)
「この本を読んでみて下さい」とも言われます。

ブーステストといった反応薬剤を探す検査も 後々の診察の中で行うもので、いきなり出来るものでもありません。
初診以降は月に1度の診察を行います。
症状の度合いに限らず、次に見て貰えるのは1ヶ月後です。

初診は保険適用で2~3万円、以降は保険が利かないため5~10万の治療費が必要になるでしょう。




そうしたことが分かっていて、たぶん初診しか行かないだろう。
確認のためだけに行って 後は自分でどうにかする・・、と考えている方は どうか順番を譲ってあげてください。


今後も、「この人には専門医の診断が必要だ」と判断した時以外は、私は勧めません。


これは あくまで私の個人的な思いです。私が北里に行かないでいたのも この思いからです。
この事で誤解を与えてしまった皆様には この場を借りてお詫び申し上げます。



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