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カテゴリ:舞台
観てきました。
この作品は2回目です。 前に観たのは宝塚の天海バージョンでした。 というわけで、かなり強烈に天海ビルの印象が残っております。 お話は、コメディで、しかも根っからの悪人が誰もいないというほのぼのしたお話。 ラストもハッピーエンドで安心して楽しめる作品です。 井上ビルはオトコノコらしく、男性ならではのビル、という感じでした。 これは多分無意識に天海ビルと比較してしまっているから、でる感想なんでしょう。 いたずら小僧的なところは天海ビルの方が上手かったかなあ。 でも、ランベス生まれランベス育ちのすれた感じは今回の井上ビルと笹本サリーのほうがよく出ておりました。 宝塚版は、やっぱりお上品なイメージが強いから、すれた感じにちょっと違和感あったし。 サリーもかわいかったですね。 ビルを思ういじらしさもよく伝わってきたし。 今回、お目当ては井上ビルともう一人涼風マリアだったのですが、これがまたよかったのですよ。 確か涼風さん、宝塚の剣幸がビルのときにジャッキーだったと記憶しております。観てはないんですが、今思えば観たかった。 天海ビルの時は真琴つばさがジャッキー。なかなか背の高い迫力あるジャッキーでした。 そう、マリアです。 ビルを徹底的に伯爵へと教育するおばさま。 きりりとしたところと、のりのりでパーティでの挨拶の仕方を教授する場面の対比は面白かったです。 ジョン卿とのシーンは、微妙な距離感がよく現れていてみていてどきどきしました。 ジョン卿、村井国夫さんでしたが、渋いですな。エリザベートの時も思いましたが。 今回は鬼婆のようなマリアに一泡吹かせてやるぞ、といいつつへっぴり腰なあたりがキュートでした。 年相応の方のジョン卿なので、宝塚版よりイメージしやすかったです。 このミュージカルといば、「ランベスウォーク」ですよね。 一緒に楽しまないとソンですよね。 踊りました。久しぶりに。米米クラブのコンサート以来です。 役者の皆さん客席まで降りてきて盛り上げはるんで、楽しくて仕方なかったです。 席がはじっこの方でちょっとなあ、と思っていたのですが、あまりに傍を井上くんやら涼風さんが走っていくので嬉しくて。 オーケストラも一緒にミュージカルを盛り上げていて、開演前から楽しめました。 オーケストラピットがせり上がるんですね。 指揮者の方かなりサービス精神が旺盛とみました。 おかげで本当に楽しい舞台でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.18 23:12:50
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