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カテゴリ:舞台
佐々木蔵之介版マクベス。
ほぼ一人で演じるマクベス。観ないわけにはいかないでしょう。 魔女の演出が面白かった。3箇所からカメラが狙ってて、3台のモニターにそれぞれの角度で映しだされる。これが3人の魔女。 色んな蔵之介が観られて、なんだかお得な感じ。 マクベスもマクベス夫人も、ダンカン王もマルコムもバンクォーもそれぞれに演じ分けていて、役者って凄いと純粋に思いました。マクベスをそそのかすマクベス夫人は色っぽかったなあ。夫人を演じる時はほぼ脱いでるっていうのも、色気の理由のひとつ。鍛えられた美しい体が、マクベス夫人に見えるんだから恐ろしい。 ダンカン王は気のいいおじいちゃん的な感じ。そして人形をマルコムに見立てて、ちびっ子のように可愛らしく。 考えてみれば、マクベスに名を借りた蔵之介七変化なんだな、これ。 役者佐々木蔵之介の魅力満載の作品でした。 素晴らしかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.08.16 19:20:37
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