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カテゴリ:舞台
兵庫公演千秋楽でした。
観たいなあと思いつつ、当初は予定がわからなかったので諦めかけてたのですが、運良く時間ができたので直前にチケットが取れて観劇となりました。 いつぞや観た、蜷川さんのトロイラスとクレシダがちらちらよぎりながらも、楽しく観劇。 横田さんがとても楽しそうにアキリーズを演じているのが印象的でした。パトロクロスとの関係は相変わらずでしたが、とてもファンキー(見た目)で愉快なアキリーズでした。2幕目で、ヘクターとエージャックスの戦いを舞台から降りて客席で眺め、その後アキリーズがそろそろと客席を移動するのですが、その途中なんとワタクシの脇に佇むアキリーズ!!ドキドキしました。その後、補助席の前を「アキリーズが通りますよ~」と言いながら歩いて行く横田さん。「こんなところを通るんだね~」と前を通過されたおばさまたちがざわざわしてました。 ソニンのクレシダは、女性が演じるとこうなるのかという感じでわかりやすかったな。女ゆえの迷いというか、思い切りというか。ダイアミティーズ(岡本健一)の気を引くために、トロイラスの誓いの印の片袖を持ち出すところは笑いが起きていました。 クレシダがギリシャ軍に迎えられた時のオールブラックスのようなダンスとキス合戦が面白かったですねえ。ギリシャ軍楽しそう。 浦井くんのトロイラス、良かったなあ。クレシダの不実を覗き見る件は面白かったし、その後の戦場での戦いぶりは雄々しかったです。 今井朋彦さんのユリシーズが素敵だったなあ。この方の舞台は初めてだったかなあ、どこかで観ててもおかしくはないけど。衣装がよくお似合いでした。 文学座の舞台は初めてだったのですが、流石というか、達者な方ばかりでした。アガメムノンを演じた鍛冶直人さんの声が良かった。またどこかでお会いするかしら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.08.16 18:34:55
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