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カテゴリ:舞台
ドイツの強制収容所での同性愛者たちの話。
重いテーマで、いろいろ考えさせられた。 極限状態での愛の切なさに号泣した。 マックス(佐々木蔵之介)とホルスト(北村有起哉)の、想像だけで愛しあうシーンはなかなか衝撃的な場面。迫力だった。 マックスと出会うまで、生き残るために、周りのことは見ないように無関心なように生きてきたホルストが彼と一緒に過ごすことで変わっていく。 マックスも退廃的な生き方をしていたのに、ホルストとの出会いで変わっていく。 最後に収容所の将校に逆らって銃殺されるホルスト。ホルストの遺体を始末するように言われるマックス。運んでいる最中に、直立不動の姿勢にならなければならないサイレンが鳴る。ホルストを抱きしめるマックス。抱きしめられるのが、遺体になってから初めてなんて、切なすぎる。 小柳友が出ていたけど、この人、平賀源内の時にも、蔵之介とキスしてたなあ。 あの時より、身体も引き締まって、色っぽくなった気もする。 新納慎也さんが、大河ドラマでの秀次とはまた違う味わいで。というか本来こっちのイメージ。 なかなかしぶとく生き抜くオカマを図太く生きていた。 藤木先生はマックスを助けようとするおじさん。ロマンチックで紳士だった。品の良さが溢れ出ていたわ。流石藤木先生。 重かったけど、上質な芝居を観たという満足感でいっぱい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.09.04 21:42:41
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