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カテゴリ:宝塚歌劇
劇団☆新感線の「SHIRO」を思わせる島原の乱のお話(個人の感想です)。
海賊だった夜叉王丸が四郎と名付けられて天草に受け入れられるという流れはなかなか面白い。 部外者だった四郎だから、生きている今の世で幸せにしてくれない神なんて信じて何になるのか、ということができ、人の心の中にある神を信じようという言葉で天草の人々をまとめていくことができたのかな。 心の中の神というあたりに勝手に「SHIRO」へのオマージュを感じていました。 個人的にいいなあと思ったのは、鳳月杏と天真みちるの悪役コンビ。杏ちゃんの吹っ切った悪さ、いいですねえ。後半は水美舞斗の知恵伊豆が渋く決めていた。マイティが知恵伊豆とは、役柄の幅が広がったのでは。 ショーはひたすらに派手で夏らしくて楽しかったのだけど、天真みちるのサヨナラかと思うと随所で泣けて、涙ながらの観劇だった。タンバリン芸を取り入れてくれて嬉しかったなあ。1回こっきりの観劇だったので、たそ中心に。嬉しいことに客席降りのシーンではたそが来てくれるあたりだったので、一生懸命アピールしたけど、こっちの方は向いてくれなかったなあ。だけど、振り返った瞬間にビッグがこっちをロックオンしているのに気づいて、しっかり目があった(気がする)のでよしとする。 たそは群舞の最中に時折笑顔を見せていたのだけれど、あれはみりおとか他の誰かと目があったりした瞬間なのかな。最後にたそのエトワールが観られて良かったな。これから、花組さんを観てたそがいないのは残念だけど、たその次の人生に幸のあらんことを。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.09.02 15:47:33
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