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カテゴリ:宝塚歌劇
自分のブログを読み返したら、2011年のらんとむさんのファントムを観ていた…。そして蘭乃はなちゃんのクリスティーヌがあまりイケてなかったと記していた。壮一帆のキャリエールは褒めてたなあ。
でもこれよりも、城田優がファントムをやったときの記憶が強くて、しろたんのエリックはともかく、クリスティーヌの歌唱力が…。キャリエールは吉田栄作だったんだけど、味わいはとてもあって、芝居はなかなかに渋くていい半面、歌唱力はやっぱりそうでもなくてね。なんだか消化不良な観劇だったという記憶が強い。 これらの記憶をすべて新しく美しく塗り替えてくれたのが、今回の望海風斗率いる雪組のファントム。 本当に素晴らしかった。 だいもんのエリックは言うことない歌唱力だし、クリスティーヌを演じた真彩希帆の歌唱力も素晴らしくて、天使の歌声はこれだ!!と。カルロッタの舞咲りんもぴったり。この人もうまいので説得力がある。 キャリエールの彩風咲奈も良かったし、銀橋でエリックと歌うシーンは一番泣いた。 朝美絢のアラン・ショレは胡散臭くて、妻のカルロッタに尻に敷かれている感じが面白かった。シャンドン伯爵の彩凪翔はちょっと印象が薄かったかなあ。 エリックがピュア。とにかく純粋で、母への思い、クリスティーヌへの思いがきらきらこぼれ出るような。そして、エリックの思いを哀しくも叶えるキャリエールに愛を感じた。最期までエリックはピュアなまま。 ひかりふる路のロベスピエール(マキシム)のときも純粋さを感じたので、意外とだいもんってこういう純粋な役が似合うのか。マキシムもエリックも困り顔とか泣きそうな顔が多くて、純粋なところが共通点かな。ガートボニートのときはラテン系でばりばりだったのに、そのギャップに改めて萌えてしまう。 とにかく、ワタクシのファントム決定版は今回の雪組!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.12.31 17:20:53
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