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カテゴリ:舞台
盲目の若妻・スージーの夫サムが持ち帰った(麻薬が仕込まれた)人形を、怪しい男3人(ロート・マイク・クローカー)が奪おうと狙っている。3人は次々とスージーの家を訪ずれ、人形を手に入れるため、言葉巧みに騙そうと、あれこれと手を尽くす。奇妙な心理戦が続くが、やがて、彼らの言動に不審を抱いたスージーは、少女グロ―リアの協力を得て、男たちの正体を次々と暴いていくお話。
主なキャスト スージー 凰稀かなめ サム 松田悟志 ロート 加藤和樹 マイク 高橋光臣 クローカー 猪塚健太 久しぶりに演劇的な作品。サスペンスものだったけど、なかなか面白かった。 かなめさん演じる盲目のスージーが可愛らしくもあり、強くもあり。 夫のサムが盲目のスージーを甘やかしすぎないところがとても良かった。なるべく彼女が自立するように手助けをし、でも手は出しすぎず、うまくたどり着くと「よく頑張ったね」と抱きしめるところなんか愛を感じてキュンとした。いい表現だわ。 悪党3人組のセリフのやり取りも面白かった。前半ロートが事情説明するシーンで、途中でロート自身何を言ってるんだかわからなくなったらしく、その後のクローカーの「何言ってるかわからない」とセリフが実感のこもったものになったとか。(終演後のトークショーで言ってた) 3人の中でも心理戦が行われていたのが意外だった。3人組というよりは、マイクとクローカーのコンビを使ってロートが目的のモノを手に入れようとしていたので、1人と2人だったのね。 最初は仲の悪かったスージーとグローリアが、悪党たちとの対決を通して徐々に信頼し合い仲良くなるのが素敵な展開。 再演されるときは、キャストが気になるかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.03.24 19:08:09
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