相場格言
以前の自分の書いたブログを見ていたら相場格言でとても良いことを書いていたので、もう一度載せてみた。と言うのもこの間、この格言通りのことをやってしまっていたのでここに書いてあった事をまったく忘れてしまっていたのである。今年の2月に白金が大きく上昇した時に儲けた分を 5月になってその分をまるまるやられてしまったからである。完全に調子こいていたのが、今になってよくわかるアホ丸出しであった「相場の張り方」である色々な名言がありとても為になります。どんな大相場師の人でも年がら年中儲けまくっているのではなく、儲かる時もあれば大きくやられる時もあるようです。そんな話を聞くと 少し安心します、大物相場師でも曲がり病の時もあるのだと 「相場の張り方」の本の名言をいくつか紹介します。1 相場は1年に1,2度だけしか大きく取るチャンスはない2 相場は忍耐である。 儲けも玄人でも5割、素人は3割 取れればよし3 大きな相場を取った後は、必ず損をする。何十年とこの繰り返しである4 勝っても負けても相場を3,4十日は休め 休むも相場5 相場が当たる、外れるは上手、下手でもあるが、ほとんどは運である、 しかし相場が当たっている時のご本人は自分の才能であると信じている。 6 曲がった時はどうかと言うと、これが大儲けしたあとの曲がりは、自分の 才能を信じているから損の金額が加速度的に大きくなっていく。7 運勢が昇り坂だったから儲かったのだーと、一歩も二歩も相場に対して 謙虚な気持ちになったら自分の力を過信することもなく、また相場の流れに 逆らうこともなく身が保たれるはずである。8 すでに相場は夕暮れなのに自分の力で何とかなると思い込んでいるのは 悲劇である。相場には若い相場と疲労した老境相場とがあって、当然その時々 よる張り方がある。相場の張り方は各人それぞれ違うが、何度失敗しても、 張り方が見違えて変わることはない9 うまくいかず、夜も眠れない時は、十分眠れるところまで建玉を縮小せよ というのがシカゴ相場界の格言である10 建玉を絶対に決めた枚数以上にはしないこと、いわゆる相場で飯を食っている プロはそうしている。しかしよほど意思が強くないと決めた制限枚数をオーバー するものである11 張り方とは心の問題である12 人間というものは調子に乗りやすいものである、神様がそのように作っている しかし、調子に乗った時が、実は一番恐ろしい時であることも神様は教えて くれていない。そのことは経験してきて誰でも判るようにはなってはいるが13 相場世界にも雲一つない日本晴れの絶好調の幸運時こそ、知らぬ間に破局の種が 蒔かれているということが多い、人は不幸の時や、逆境の時に不幸がはじまる ものではない14 人間、大儲けしている時には、モノを書いて後の人に残そうという気にはならない 大損してからしみじみ書くものである15 もういいだろう、このへんと思い、逆境にある玉を可愛がり、自分に都合の良い 解釈をして追証また追証、夜も眠れない、16 この言葉は「酒田罫線法」にある 大相場師 林 輝太郎氏の言葉である これが一番大事なことかもしれない、p159からp161にある言葉である われわれが、相場を張っていて、損するときは、押し目を見誤まったからではなく、 天井を見なかったからなのである。 実践的にいえば大底を確認したら、その次になすべきことは、天井を確認する、 以外にないのである。たとえ押し目の大底で買わなくても、いや 買えるわけはない。 押し目底の前の小さいながら天井があるが、その天井で買っても、また押し目底を 過ぎて、最騰に入ってから買っても、何でもよいのである。とにかく大天井の直前まで 買っていけばよいのである。 押し目のよいところを買おうという小細工自体が失敗の原因である 三十年以上も相場を張っている私(林 輝太郎氏)自身、そんな器用にできたためしは ないのである 大きく利益を得た時のやりかたは、大底をみつけ そのあと 目先天井でも乗せ、 押し目でも乗せ、たまには 押し目で恐怖から買い玉を少し手じまいし、再び伸びた ところを買い増ししたり、あとでふりかえると、途中で随分馬鹿なことをやったと いうような玉の調整をしたとしても、とにかく大天井まで買い玉を維持したときが 一番儲けが大きい時である 大相場師でも こうなのであるから、われわれは いわんや である亀ランキングにほんブログ村