ハネムーンinハワイ

○ハワイ到着
アローハー!ハワイ。私はハワイリピーター。6回目のハワイ
時差ぼけの為、死んだ魚のような目でアラモアナショッピングセンターへ、
トロリーバス(ただ)にてGO!
私、水着買うのをけちり、二十歳の頃買った三角ビキニを明日から着るしかない。<貧相な胸は隠せても、たれたお尻は無理。
水着にもなるショートパンツを是が非でもゲットしなくては!
「尻隠し、尻隠し」と呪文を唱えながら真っ先に購入。
今回は結婚の際、沢山お世話になった方々のお礼をかねて、お土産をちょっと奮発する予定。
意識朦朧の中、ひたすらお土産選び。
ブランドショップを廻るが、あまりの貧乏くささに店員まったく寄って来ず。
お土産購入ごとに増えるプランドの紙バックの威力で、最後の頃の店では親切にされる。
ちなみに自分達のものは一つもない。
英語力欠如の為、帰りのトロリーバス乗り場がわからん。タクシーでホテルへ
やっと、ホテルへチェックイン。
ハネムーンの為、部屋にシャンパンのプレゼント。
ナチュラルハイに発車がかかる。ベロベロで就寝。

○二日目 7:00起床
時差ぼけ解消。二日酔いもなし。ちょー元気
AM:「カウオハ」とかなんとか言う(覚えられない)、ふざけた名前の湾にてシーウォーキング。
水着着用。ビール腹はお互い見ない事にする。
宇宙服みたいの着て、魚と戯れる。私には何故か黒い魚ばかりが寄ってくる。
でも、かなり感動。来て良かった
PM:ワイキキビーチに移動。海のはしご
ワイキキビーチへ叫びながら入る。プカプカ極楽
「彼がアロハを着て、やしのみジュースを飲みたい」とのたうち回る。
なんとベタの事を!と思うが、夕方からお気に入りのアロハ探しの旅。
ビレッジホテルの方へトロリーバスにてGO!
お気にのアロハをゲットして彼ご機嫌。でも帰りは、やはりトロリーバスに乗れない。
屋台村にて彼が初めて「ココナッツジュース、プリーズ」と英語を使い、戦いを挑む。
あー、やしのみジュースね。」とあっさり返され撃沈。
恐るべしハワイアン。
何はともあれ、アロハ着てやしのみジュース飲みながら,写真をパチリ
あ~観光客、観光客、観光客っと~きたもんだ
部屋で夕食。またしても二人でベロベロ。22:00就寝

○三日目 7:00起床
私が大好きハナウマ湾へGO!ひたすら泳ぐ。
珊瑚の中、海の生物達と戯れる。あー最高!
彼もいつも以上にはしゃいでる。二人とも唇紫色になる
お目当ての海亀とは会えなかった。残念
帰りはまともやトロリーバス乗れず。もう、トロリー嫌い!
夕方からカウカウア通りをお散歩。おそろいののTシャツ買う。
ありえない、ペアルック!これもハワイマジック。ばか○出し
日が暮れたので、タンタラスヒルへ向かう為、タクシー拾う。
ホテルから出るタクシーは結構普通なのだが、めんどくさいのでその辺で拾った。
暗くて見えなかったのだが・・・
見事にボロボロ車!ガムテープで所々支えている。
ハワイだって、なかなか見かけない程ボロボロ
ドライバーはウェービーロンゲなのにお禿げさん、鼻ピーに変なTシャツ。
どうみても怪しい。でも今更引き下がる訳にはいかず、乗車
「ドアを静かに閉めろ」と言われる。静かに閉めると「もっと強く」
結局3回やっても駄目でドライバーが閉めた。ドアの閉め方にコツがいるらしい・・・
かなり不安だが、ハワイはとっても治安が良いとこ、大丈夫でしょうと私はつたない英語で一生懸命ドライバーとお話し。
「ハワイはいいとこだね~」などおべっかは使ってみた。
ドライバーものりのりで案内をしてくれる。旦那は一言も口をきかない。
車はどんどん山奥へ進む。絶景の夜景。
私「OH!ファンタスティック!」などとオーバーアクション。
旦那「ぶつぶつぶつぶつ」顔面蒼白
どうやら、彼は殺されると思っていたらしい。
山奥に進むものだから余計、その思いに発車がかかる。
ひたすら命乞いの練習をしていたみたいだ。
なんせ、英語力は1歳児以下、アー、とかウーしか言えない。
結局「Help Me」と繰り返してただけ、だったみたいだ。
そんな事よりカーブごとのブレーキ音の方が心配だろう。のぼれるのか、この車。
丘でも無理だろう。
まあ、殺される事もなく、車も故障せず、夜景ポイントについた。
周りはリムジンで来てたりする。ボロ車はうちだけ。
でも、夜景は貧富の差もなく、みんなのものさー♪
やっぱりハワイはすごい。
空をみれば満天の星空、下をみれば100万ドルの夜景。
自然と都会が融合してる都市。来て良かった。
などと大感動でロマンチックな気分に二人でひたっていた所、
「ブルォブロォブロォブルゥーーー」
なんと、ドライバー屁をこきやがった。
ちょっと、赤くなりながら「ソーリー」とか言ってる。
何がソーリーじゃー。ぜってぇ許せねぇ!
と戦いを挑もうと私は思ったが、旦那が「怖いからやめろ」というし、国際問題にでもなっては大変だ。大国アメリカに大和魂を持っても、我が日本は勝てないだろう。笑ってやる事にした。
このように私達のタンタラスヒルへの旅はジョン(ドライバーの名前:名つけ親、私)のおかげで、夢とスリルとオチがついて、3倍楽しい旅になりました。チャンチャン
やはりベロベロで22:00就寝

○4日目 7:00起床
今日はひたすらワイキキビーチ、ピンクの浮き輪でプカプカ。
旦那、ピンクの浮き輪がチョー似合う。かわゆい♪
夕方からサンセットディナークルーズ。旦那、船酔い。
帰ってホテルのバルコニーで乾杯。帰るのやだ!

○5日目 4:00起床
私「ハワイは私の本当の故郷だからもう東京には行かない!」と泣く。
「いやっ、お前の本当の故郷は茨城だから」
と引きずられながらホノルル空港へ。
バイバイ、ハワイ。またすぐ帰ってくるからね。


本当に私たちは遊んで暮らしていると喧嘩をしない。
ラブラブだ♪。遊びの趣味がとっても合うのだろうと思う。
やはり、宝くじ当てなくては。遊んで暮らさなくては!
他力本願な道しか、考えられないバカップルです


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