Quality of Life in Aspen, CO

日本帰国直前、私を襲った愛車の故障。予期せぬ大きな出費に私が涙したのを覚えていらっしゃるでしょうか?それでも欲深い私は、東京でいっぱい遊んで～美味しいもの食べて～買い物して～ついでにインドでヨガもいいな～なんて妄想ばかり。でも金欠。。。

「こうなったら働くしかねぇ」とインターネットで仕事を探し始めた。結構あるのね、求人。高時給で家から近いところばかりを中心にお手軽ウェブ登録。すると、翌朝、来るは来るは派遣会社からの電話の嵐。彼らの「お世話になっております」の挨拶に「初対面じゃん」と思いながらもお話を聞く。結局「本登録にオフィスまで来い」との事。

家の一番近くにある会社の仕事募集を出していた某派遣会社の面接を受けることに決めた。正直、本社が新宿と言う事で気が滅入る。遠い。家を出る直前に職務経歴書とやらを忘れていたことに気付きダッシュで作成、証明写真を撮る。きちんとした洋服を持ってきていない私はノースリーブ(綺麗めのヤツね、有り得ない?)で面接へ向かった。

渋谷より北はなんか遠く感じて足が遠のいていたのだが、最近出来たりんかい線のお陰でなかなかスムーズに新宿に到着。埼京線の使い方がいまいちわからず結局山の手線で新宿へ。人人人、やっぱり苦手。

時間より早めにオフィスへ入り(基本でしょ?)履歴書に記入していると、スーツでばっちり決まった人達が入ってきた。スタッフの方の日本語の美しい事、もう完璧の丁寧語。私はお粗末なブロークンジャパニーズ、スタートから自信喪失で軽く凹む。

履歴書を書き終わると、なんと！タイピングのテスト。聞いてないよ～。しかも事務歴の長そうなお姉さんと同時にやらされ、張り切ってアメリカでやってもらった付け爪が邪魔で大幅にタイムロス。ハイ、もちろん惨敗。

その後は適正テストと一般常識。「コレ本当に一般人みんな知ってんの～？」ってくらい難しい。漢字が全然わかんない。お陰で漢字に時間を取られすぎて１５問中１０問しか出来ず。

結果はもう散々～。見た目もダメ、言葉使いも出来てない、一般常識もない･･･私の全然いい所出せてないじゃん。「今や日本も国際社会だろ～英語のテストくらいしろよ～」と内心ブーブー。

だから最後に言ってやったわ。
「あのぉ～１、２日の超短期でもいいので宜しくお願いしますぅ。」