カテゴリ:自然科学
![]() 上のマイクは、バッファローの格安クリップマイクである。 (バッファローのホームページより) ネットで高評価だったので購入してみた。 ネットで買えば、500円台。 私は、上新電機で800円台で買ったと思う。 高評価だったのに、音量があまりに小さいので、今は使っていない。 ネットの高評価もあてにならないものだ。 音声の録音に使う目的だったのだが、全く当てが外れた。 音声処理のアプリを使ってようやくという有様だが、 その後に買ったUSBマイクでも、後処理アプリが必要だ。 PCの設定のマイクブーストはあまり使いたくないのでこの様になっている。 しかし、結果的には増幅していることに変わりはないのだが・・・・ ![]() そこで、このままでは負け戦なので、何とか方法はないかと思案した。 (それでも、結局は、使うことは無いのだが・・・このままでは男が廃る) やはり、マイクアンプの出番だ。 ![]() 勉強しなおして、たどり着いたのが上の回路 トランジスタ1個のみである。 数年前に同じような回路を作った経験があったが、何せ手術の前に何もかも捨てたので 肝心の回路図が残っていない。 なお、説明するとこのマイクはコンデンサマイクなのでR1に抵抗を入れてマイクに電気を流さないと動かない。 また、PCに接続するにはPCのマイク端子の奥に点線の枠の回路が入っているので、普通にコンデンサを繋いでPCに接続しても動かない。だから、点線は省略だ。何オームの抵抗や何μのコンデンサがパソコンの中にあるのかは全く意味不明である。 取り合えず、3Vで動作させた。 ![]() 面倒なので、ブレッドボード上で組んでみた。 雑音が酷い。 ネット情報によると、このマイクのケーブルはシールドされていないようだ。 完全に雑音を拾うマイクに成り下がっている。 シールドしないマイクのケーブルなんてあるんだね! 強制的にアルミ箔で包み込んだら、我慢できるかできないかぐらいに雑音が無くなった。 安物買いの銭失いとはこのことである。 ![]() 拡大すると上のようになる。 電子回路の知識など、ないに等しいのだが・・・。 ヘッドホンで聞くと増幅だけは上手くいっているようだ。 音質は良くないね! でも、結局のところ、このマイクの出番は今のところない。 YouTube や他のネット情報でも、今後のことを考えるのか否定的な意見は少なくなりがちだ。 皆、正直なところを聞きたいのだろうが、本当のことを言う人はごく一部なのが悲しい。 補足だが、この程度のマイクであればパソコンの内蔵マイクとあまり変わりがないことを 付け加えておきたい。 それだけ、内蔵のマイクは優秀だということだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.09.26 20:34:09
コメント(0) | コメントを書く
[自然科学] カテゴリの最新記事
|