2010/06/30(水)13:37
文法と携帯電話の説明書
唐突ですが。
私、文法のことが、好きで好きで仕方がありません。
複合関係代名詞の使い方も見分けられますし、強調構文の作り方も一から説明できます。
一部友人からは特技と誉めたたえられる(からかわれる?)程、文法を愛しています。
だから、「日本の英語教育、文法にこだわり過ぎ」だとか「文法を気にして話せない」とか、文法の悪口を聞くと、ちがうんだよ~~~と熱い気持ちがこみ上げてきてしまいます。
・・・あ、目に涙が。
そんな私。満を持して、今日、文法学習への思いをこちらにぶつけたいと思います。
★ ★ ★
私、英語における「文法学習」って、携帯電話のマニュアルを読むことと非常に似ていると思うんです。
携帯電話本体が、実際に存在する英文。(絵本でも、教科書の文章でも、新聞記事でも・・・ありとあらゆる「文章」のことです)
マニュアルが、文法(書)。
新しい携帯電話を買ってきた。
さぁ!使うぞ!!と箱を開けたとき・・・あなたは携帯本体とマニュアル、どちらから触り(読み)ますか?
・・・きっと本体を手にする人が大多数だと思うんです。
私みたいに、少々機械に弱くなってきた(涙)お年頃であったとしても、少なくとも「わぁ♪ かっちょええ!」と、まずは本体を手に取るはず。
勘のいい人なら、ぱぱぱーっと一通りの操作を試してみて、軽々体得しちゃう。
そうでない人でも、「ん?これはどうすればいいんだっけ?」と、マニュアルを手にとって確かめてみる・・・。
ほら!そこ!!!
そうなんです。分からないことがあった時に、初めてマニュアルを開くんです。
携帯のマニュアル。今ではどんどん複雑になっていて、何百頁にわたるものさえありますよね?
それを一通り全部読んでからじゃなきゃ、携帯電話に触れない。
だったら、一生触れないかもしれません・・・。
★ ★ ★
じゃあ、やっぱり文法(書)はどうでもいいわけ?
携帯電話を触って試して覚えるみたいに、文章に触れまくればいいの(=多読)?
私はそうではないと思っています。
長くなりそうなので、それはまた次の機会に書きたいと思います。
もしかしたら、以前皆さんにお話ししたこちらに場所を移すかも知れません。
それでは、また次回に♪