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私はやはり大きく勘違いをしていたかもしれません
糸山先生の本さえ読んでもらえれば、 どんぐり論さえ知ってもらえればみ~んな目から鱗だ そして我が家の子供たちの教育環境が劇的に変わるんだわ な~んて甘くお気楽に考えてました。 でも、、、違うんですね。
昨日、Mりんの先生がしばらくお休みしているMりんの様子を見にきてくださいました。 まずは、実際に風邪をひいていて咳がでているという理由のもと、本人なりに学校にはいかなくていいんだというふうに思っているようです。 今までは私がそれを許さなかったために欠席がほとんどありませんでした。 でも、私がやっと「本当に大切なもの」に気付くことが出来たため、本人の意思に従って 休ませています。ですから体が万全になったとき、何て言ってくるかは私にも未知では ありますが、私の方から「行った方がよい」とか「行かなきゃいけないよ」と言うことは ありません。本人が「学校に行くね」と行ったとき初めて行かせるつもりでいます。 という親の意思をお伝えしました。 先生はふむふむと納得してくださったようです。 次に私の目指す方向をお伝えしました。これは家庭訪問で話そうと思っていたのですが、 せっかくなので、頂いた対策セット(ちゃこさん、お手伝い下さった皆さまありがとうございます。)をもとに話しました。 自分で考え、自主的に行動できるような子になって欲しい。とか単純計算ができるよりこの1問を絵に描けるようになった方がこの子のこれからの人生に必要なことだと思っています。とかそれにはゆっくりとていねいにすることが必須なんです。ゆっくりできる環境とは情緒の安定なんです。などなどもう弾丸のように説明しまくりました。 先生、終始うんうん頷いておられたんです。 で、終盤先生からのお言葉です「私も昨年お母様から教えていただいて糸山さんの著書を読んだりしてみました。9歳の壁のことや考える力のこと確かに分かる部分もありました。でも、うちのクラスの子たち(支援級の子)に当てはまるのかと考えたときわからないことも多かったんです。」とおっしゃいました。そして「やはり学校は計算を基礎とし発展させていくことが良いとされてきていますので、それを変えていけるかというと難しいです。計算は計算機があるからとあきらめてしまう年齢ではないとも思っています。」 え~~っ読んで頂いたのはうれしいけど、読んで未だなお指のダメ出しだったの ちょっとショック~~~ 他にもいろいろおっしゃってましたが「なんか違う~何もあきらめるんじゃなくって、単純な計算に時間を費やすことに意味がないってことを知って欲しいのに~~」 そこで私もあきらめるわけにはいかず、Mりんの奇跡的に自分で解いたどんぐりノートをお見せしました。 0M24の ふゆがきらいなゆきだるまのたあくんとういんくんがいました。ふたりははるのこうえんへピクニックにいきます。たあくんはおにぎり(ドーナツに変えてます)を5こ、ういんくんは7こもってきました。ふたりで4こずつたべたとするとのこりはあわせてなんこですか。 「先生、これをMが解いたんですよ。」とお見せするとかなり驚かれてた様子です。 「えっどうやって解いたんですか」 「絵に描いて数を数えただけです。少し助言はしましたがほぼ自分で解きました。キャラクターも自分のイメージです。冬が嫌いなゆきだるま、春の公園、こういうことをイメージしながらということはどれだけ頭でものを考えているかってことなんです。答えが出るでないはおまけです。しかもこの時はおまけも付いてます。これって(5+7)-(4×2)でしょう。たす、ひく、かける、わるなんてみ~んな算数語、大袈裟にいえば算数語の意味こそ分かる年齢になるまで放っておいても良いとさえ思います。今は のような文を正確に絵図におこせるだけで十分だと思っています。ただし、彼女に今こう言うことが家庭でできる気持ちの安定はないんです。私の目指しているのはこういうことが穏やかに取り組める環境の設定です。」 まあいろんな方の受け売りから自分の言葉までありとあらゆる言葉で説明しました。(結構ヘトヘト~~) 先生がどこまで受け入れてくれたかなんて、もう全くわかりません。でも、我が家はこの方向なんです!ってことだけはちゃんと伝わったと思っています。 最後に対策セットを読んでみてください!と多分ほぼ無理やりお持ち帰り頂きました。 なんか気付いてくれるといいなあ~~
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