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六年生の時の修学旅行だったと思う。旅館街のとこで、一軒の古いスマートボール屋をみつけた。店内は暗かったので、台を見る事は出来なかったが、目に焼きついたのはすごくでっかいパチンコ台だった。かなりの年代を思わせた。チューリップはひとつもなく、そのかわり穴が上から下までびっしりあった。ちょつとでいいからそれをしたかったが、団体行動と、小学生ゆえ、できるわけがない。
旅館に入っても、あのパチンコが目から消える事はなかった。大好きなスマートボールさえ忘れていた。 それから15年か20年。もう一度その地を訪ねたが、パチンコ台おろかスマートボール屋さえ見つけられなかった。いや、わからなかった。その地は伊勢志摩。ナテラの年代の者はみんな修学旅行といえばここだと思う。二見岩の面影しか残っていないナテラの思い出の地である。スマートボールの最後の玉を打ったような気分だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2001年11月14日 21時55分36秒
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