クラスのみんなと仲良くなり、次に話題となるのはやっぱり異性の事だった。だれがかわいいとか、人気投票でもしているかのようだった。それは女子でも同じだった。実はナテラにも1人、気に入った娘がいた。秘密にしておきたかったんだけど、ムリに言わされた。マーちゃん。(母親がそう呼んでいた)マーちゃんは髪の毛がおしりまである位、長い髪。そしてよく笑う。美人と言うよりかわいかった。授業中もよく黒板を見るフリして横目で見ていた。休み時間なんかの時に話をしょうとするんだけど、なかなか勇気が無かった。1回だけ男3人といっしょに遊びに誘ったことがあった。彼女の家に行って、母親は取次いでくれたんだけど、マーちゃんは用事があったのか玄関で丁寧に断られた。後でわかったんだけど、マーちゃん、野球部のHが好きだったんだね。Hと話する時はいつも楽しそうに話すもん。1度位ナテラのもとへ来てほしかった。中学の3年間、マーちゃんと同じクラスでいられたのは1年生の時だけだった。
卒業アルバムにマーちゃんの写真を載せたのが実はナテラの思い出に残るよう、せめてもの証。卒業アルバムを開けるたび、マーちゃんを思い出す。
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最終更新日
2001年12月18日 22時51分09秒
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