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California Journal

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25 ナデシコの信念 

25 大和ナデシコの信念
  

12月28日

夫の夕食を用意せずにアルバイトに行き、夫が「夕食がみつからない」と、バイト先に電話してきた話をマムにしました。

マム:「ゲイリー(夫)は自分で料理できるのよ。かわいそうにナデシコ!これ、ゲイリー!あんた自分のご飯ぐらい自分で作れるでしょ!料理できるんでしょ!」

ゲイリー:「。。。!!(眉間にしわで首を横に振る夫)」

ナデシコ:「うそつき。。。」

夫は嘘をついていたわけではありません。「料理はできないそんなこと夫は一言もいったことはありません。夫に料理をしてもらう、などという考えをナデシコはもったことはなく、家事は自分の仕事だという「思い込み」がこういう状況を作ったのだな。。。そう思いました。

ナデシコの家族は母が100%家事をします。父は何もしません。それが当たり前のように長年見てきたナデシコは、共働きとなっても家事の大半をナデシコがしなければならいことを覚悟していました。それが出産、子育てを含めての「女性としての役割の一つ」だと思っていましたから。

それがどうでしょう。。。この国際結婚でナデシコの「信念」はあれよあれよというまに「???」につつまれていくのです。

この国際同居を通して、ナデシコはたくさんのことを学んでいくのだろうと実感しています。そして、ナデシコが「大和撫子」であるということを証明するにふさわしいチャンスをいただいたのだと心の中で感じています。

夫がアメリカ人の嫁をもらっていればこの同居は100%実現はしなかってあろうと誰もが確信し、義理の妹(夫の弟の嫁)シャーロットに「ナデシコは本当に、それでいいの?」と心から心配されてスタートしたこの国際同居。「大和撫子」としての「ナデシコの価値感」「アイデンティティー」の発見を、この同居で経験していこうと思っています。


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