California Journal

2007/10/29(月)14:21

明日退院かな。

アメリカでナースを目指す(141)

水ゲロの噴水嘔吐をしたあと、気分はよくなったようでした。 それでも、おなかは妊娠5ヶ月ぐらいにパンパンでした。 GAS-Xのおかげで、水ゲロでしたが その後からお腹のガスがすばやく動き出したようでした。 しばらくすると、ほんとになっがーい、おっきな音のおならが 連発で続いたのです。 かなり気分がよくなった夫に、ベッドに座ってみるか聞いてみると やってみるというので、PT(フィジカルセラピー)が来る前に 一度起きてみようということになりました。 病院のPTは術後の患者にはなくてはならない大切なセラピーです。 でも、甘くはありません。 歩かせると決めるからには、絶対に歩かせるような そんなところがあります。 治療して良くなりたいという意思があるのならば 94歳で、おそらくもう自分の足で歩くことはなく 良くなることもないだろうという状態でも よっぽどの痛みや、ひどい病状でなければ 椅子に座らせ、本人が「ベッドに戻りたい」と言っても 30分は座りましょう。と、ほぼ強制的に動かすのです。 PTはプロだけれど、結構厳しいので 彼らが来る前に、ゆっくりゆっくり、動いてみようか?と 夫に聞いてみました。 そして、二人でゆっくり、ベッドの端に座ることができたのでした。 これで自信がついたのか、夫はPTが来たときには かなりスムーズに起きあがり、立ち上がり 歩行器でフロアーを歩き回ったのでした。 そのあとから、今まで(現在夜の9時過ぎ)の間に たぶん5回はベッドから起き上がり歩いたと思います。 歩けるようになったので、座薬の下剤をかけたのですが なんだか、ガスだけが出て終わりました。 そして、またまた、病院のルールを破り 昔、毎日飲んでいた市販の便秘薬を飲ませました。 その後、また歩いている間にトイレに行きたくなり とうとう、ガス以外のものが少し出てくれました。 ナースとしての見解として、この状態ならば明日退院でしょう。 病院にいる理由はもうありません。 できるだけ早く帰られるように、痛み止めもモルヒネはやめて 経口でとれるバリウムやバイコディンに昨夜から変更し (食べずにとったバイコディンのおかげで、嘔吐したのですが。。。) 今朝から、タイラノール(もっとゆるい普通の市販の痛み止め)だけで 痛みのコントロールができています。 今日の午前中、最後の抗生物質を点滴で受けた後 点滴のカセターが血管から外れてしまったようでした。 何度もベッドから起き上がったり、立ち上がったり 動き回ったから外れてしまったのでしょう。 もう、点滴の痛み止めは不要なようだし 抗生物質も終わったようでしたので 先ほど来た夜のナースに点滴のカセターを外してもらいました。 今日の夜は、夫も私もぐっすりと眠れそうです。 ケンジは一度、マムとダディーと一緒に家に帰らせました。 だんだんと、この場所に縄張り意識を持ち始めたようで 食事をもってきてくれるキッチンのスタッフなどに うなり声をあげたりするようになってきたのでした。 夜のえさをもらった後、マムがまたケンジをつれて 病院に来てくれたので一緒に泊まらせることにしました。 明日の退院に向けて、今夜はゆっくり休みたいと思います。 何時に退院できるかな? 明日の朝のナースがあまり忙しくなく さっさと退院の手続きをしてくれることを 祈っています。。。

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