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カテゴリ:読書の部屋
昔懐かし、筒井康隆の「家族八景」を読みました。 昭和50年初版だから、確か中学生のときにこれの何版かを読んだはず。 テレパスを持つ18歳の少女が住み込みのお手伝いさんをしながら、 暮らしを立てている物語で、その心理描写の仕方が話題になった本でした。 昔、というか、昭和50年までに書かれた本はとても読みやすいと思うのは、 私だけでしょうか? そして、さだまさしの「眉山(びざん)」も読了しました。 さださんの本も言葉遣いが綺麗ですからとても読みやすいです。 これは、羽振りの良いスナックを経営していた母親が、 ある日、自分から要介護老人の施設に入居すると一人娘に言い渡したところから、 物語が始まります。 寝耳に水の一人娘は、その理由を追っていくうちに、 幻の父親に出会う場面が訪れ、その訳も知るという、 一種、ミステリーの部分を併せ持つ、中編の小説です。 自分のこと、親の事、どこまで解っていますか? そんな問いかけをしてくれる本。 お暇があったら、是非どうぞ。 22時28分記入 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年01月16日 22時28分58秒
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