チェコロケで思ったこと
今回の撮影は比較的、スムースに全てが行った。天候の具合もあり、予定していた空撮はなかったが。だが、予定していたものはほぼ撮影することができた。今までは欲で物事を考えており、もっとできるはずであるとか、もっと上手く出来たという思いが一杯で、過去のことを何時までも引きずるという愚かな思考にとらわれていた。が、今回は全く違う。結果がどうなろうと、全力尽くしたので、それはそれでよしと自分で、決着をつけることにした。日本からとある本を持参していたのだが、ホテルにいるときには朝食の時など、ひたすら読み進めていた。これが、以前体験したことの追体験のような内容で、非常に心強かった。というよりも、この世界の中での自分の位置の確認を書物からすることができた。なんとも不思議な感覚だ。