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昨日、お正月行事、「三九郎」がありました。 簡単に説明すると、小正月に無病息災を願う火祭り。子供が中心に行います。 子供が1軒1軒回って、松飾りやダルマを集め、やぐらを組みます。 やぐらに集めた松飾りを飾り、ダルマは頂上に飾ったりします。 そこに、点火し、残り火で柳につけた繭玉(米粉で作った団子)を焼いて食べます。 これは、松送り(神送り)の意味があります。 私は、名古屋で育ったので長野県に引っ越してくるまで、この行事を知りませんでした。 田んぼに立てられた「やぐら」(5mぐらいあるかな)が 夜空にぼうぼうと凄い勢いで炎をあげて燃える様は迫力があり、とても神秘的です。 そして、残り火で焼いて食べるお団子は、また格別おいしい! この行事には、地域の人のたくさんの協力、思いが集まっています。 まず、子供と一緒に朝早くから松集めをする父兄。 やぐらの木を提供していただけるお家の人。 お父さん方が木をきり「やぐら」を組み、子供たちと一緒に飾りつける。 繭玉は老人会のおばあさん達に米粉をこねて蒸してもらい、子供たちに指導してもらい、団子をまるめて柳の枝につける。 今では、少ない地域交流の場。 私たち、お母さんたちはトン汁を作りみんなにふるまいましたが、そこでも 格家庭の漬物を持ち寄り、いろいろ勉強させていただきました。 昨日は、マイナス12度を超える寒さでしたが、みんなの思いが集まる行事は、とても心温まるものでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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