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カテゴリ:音楽
この夏に軽井沢の研修会でお会いしたお二人のコンサートがあるということで、前々から楽しみにしていました。そのときは、軽井沢追分教会のパイプオルガンとバロックバイオリンの組み合わせの演奏でした。桐山さんのバロックバイオリンの澄んだ音にとても感動しましたし、バイオリンのアーティキュレーションをパイプオルガンでどう表現するか、という講義において大塚さんの実演がとても興味深かったです。そのときは、夜の黙想の会でお二人の演奏を堪能したのですが...。
今回は、お二人がこの数年にわたって研究し録音してきたJ.S.バッハのバイオリンとチェンバロのための作品CDシリーズ(全5巻)が完結したのを記念したコンサートでした。そして、今回は、ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ全曲を演奏するということでした。バッハの曲を淡々と弾いている感じでしたが、バイオリンの音の澄んだ張りのある音は、生でしか味わえない音だと思いました。チェンバロの音はこうしたホールで聞くことははじめてだったので聞きなれなかったのでで、ゆったりして耳を傾けるというよりも、集中力を要したという感じでした。 アンコールは、CDシリーズの第一巻にもあった"ヴァイオリンとオブリガートチェンバロのためのソナタ第6番 ト長調"の第三曲めの別バージョンの演奏といわゆるG線上のアリアでした。アリアは聴きなれている演奏とは全く違い、遊び心の入った感じで演奏を楽しんでいるという雰囲気のするもので楽しめました。 尚、コンサート情報を見ていたら、宇部緑橋教会という個人的に近しく感じていた教会でも演奏されていたようで、ちょっと嬉しくなりました。 今週は、陣内さんにはじまり、音楽三昧な一週間でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Dec 12, 2006 01:23:28 AM
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