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カテゴリ:本
日曜日、礼拝後、図書館に行きました。 そして、次の本を借りました。 『神さまがくれた漢字たち』白川静 監修 『ビッグTと呼んでくれ』 K.L.ゴーイング 『ヒース咲く丘のホスピスから』レナーテ・ヴェルシュ 『ヴィッテンベルクの小夜啼鳥』藤代幸一 『レキシントンの幽霊』村上春樹 というところで、早速『ビッグTと呼んでくれ』を読みました。 ライブハウスに行ったばかりで、なんかロックなものを読みたかったというのがあります。 いわゆるデブでみんなからバカにされている少年が、パンクロックのドラマーになっていく物語で、ティーン向けに書かれたものと言えますが、ロックについて、音楽や自己表現について面白く読めました。 天才的ギタリストで地元のライブハウスで伝説となっていたカートという20歳前後の青年によって、ドラムがたたけるかどうかもわからないトロイが、彼のバンドのドラマーとして選ばれるのですが、その理由が福音的と思わせられました(こういうところが職業病かもね...)。 それはカートの次のセリフです。 なぜドラムをたたけないトロイを選んだのか別な仲間に説明するとき、彼は「ドラマー探しで一番大事なのはなんだ」と尋ね、自分でこう答えます。 「それはな、うぬぼれのくそったれじゃなくて、強く叩けるやつを見つけることだよ」 というのです(イエスの弟子選びみたいかな...)。 そうした出会いの中、トロイとカート双方が新しい生き方に導かれていく物語でした。 全編にはビートルズはじめクラッシュ、ピストルズ、ラモーンズ、イーギー・ポップなどの名前も出てくるのも、嬉しいし、パンク的なこともしたいなぁ、などと思うこの頃です。 イギリスではU2の音楽で礼拝をしたみたいだし、そういうのってないかなぁと思いつつ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Apr 2, 2007 09:09:01 AM
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