2007/09/19(水)12:45
気になる本
すぐには読めないのですが、いつか読みたい、と思っている気になる本があります。
ひとつは、
『貧困襲来』
「NPO法人自立生活サポートセンター もやい」の事務局長が書かれたもので、「貧困は自己責任じゃない!」というサブタイトルがついています。
貧困を決定付ける「五重の排除」があるというのですが、それは、次の項目です。
1 教育課程
2 企業福祉(正規雇用システム)
3 家族による支えあい
4 公的福祉
といったことからの排除があることに加えて、
5 自分自身からの排除
を挙げています。
最後の項は、「すべてから排除されて、こんな私など生きていてもしようがない」と思うこととのことです。
そして、貧困とは「溜め」のない状態、すなわち余裕や保護のない状態と定義しているのです。
といった解説が新聞にありました。
そして、二つ目は
『自衛隊裏物語』
等身大の自衛隊員の姿を取材した、ということで興味があります。
他『居場所のちから』西野博之著
『パール判事』中島岳志著
極東軍事裁判で日本の戦争指導者の無罪を主張したパール判事の真意を描いたものであるらしいです。
『らくごde枝雀』
『あの戦争から遠く離れて』城戸久枝著
などなど。挙げればキリがなく、亀山郁夫訳の『カラマーゾフの兄弟』も読みたいのですが...。
読書の秋到来ですね。