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カテゴリ:教会
昨日、愛和病院のホスピス(終末ケアーを行う施設)に行きました。愛和病院は、院長がクリスチャン(長野本郷教会員なのですが)で、チャプレン(病院付牧師)がいます。そして、火曜日の午後2時より、ヌーンサービスとして礼拝を行っています。クリスチャンであろうとなかろうと関心のある人は参加でき、遺族の方でも時々参加される方もいらっしゃいます。死を迎える人が最後まで人間らしくあれるように、そして、その生をできるだけ悔いのないように送って欲しい、という願いを持っています。
昨日、うかがったのは、そのヌーンサービスで、音楽礼拝をするためでした。前から、チャプレンに打診されていたのですが、ようやく実現しました。賛美歌の中で比較的なじみのあるメロディーと思われるものを選び、短い聖書箇所の朗読と共に以下のように行いました。 リードオルガンの奏楽と司式を私が行い、朗読をボランティアの方にしていただきました。患者さんの中にはカトリックの信徒の方もいらっしゃって、その方は、いつも喜んでいなさい、というのを実践されているような方で、終始、「よかった、よかった」とおっしゃる方でしたが、正直、何人かの患者さんにとってどうだったのだろうか、と思うものもありました。 ただ、終わってから、ケースワーカーや他のボランティアの方からは、音楽礼拝って初めてでした、とか、「『埴生の宿』は知っていたので、大きな声で歌えました、リードオルガンの音っていいですね」などと感想をいただき、ちょっとほっとしました。実は、奏楽と歌がちょっと合わなくなるところもあり、また、私も緊張のため、楽譜が見えなくなっていたりで、必ずしもスムーズな演奏とはいかなかったので、そうした諸々を考えると、無事に終わってよかった、と思いました。 礼拝後の、お茶会においても、音楽療法士の方や、患者の方でハーモニカの先生がいたりして、懐かしい歌をたくさん歌うことができました。 よい体験をさせていただき、皆様と神さまに感謝です。 前 奏 荒城の月(ベルギーの修道院での賛歌に使われているとのこと) 序 詞 詩編19編2-5節 賛 美 くすしきみ恵み(21-451 アメイジング・グレイス)1,2,3節 聖書朗読 詩編8編4-5節 賛 美 すみわたる大空に(二編 144 ドイツ民謡) 1,2節 聖書朗読 コヘレトの言葉3章1,2,4,6-10a節 賛 美 輝く日を仰ぐとき (二編 161 スウェーデン民謡) 1,2節 聖書朗読 マタイによる福音書11章28-30節 賛 美 この世のなみかぜさわぎ(二編157 ロンドンデリー) 1,2節 聖書朗読 ルカによる福音書15章11-24節 賛 美 こがねの城を経巡るとも (二編 147 埴生の宿) 1,2節 聖書朗読 マルコによる福音書11章24節 黙 想 古いものはみな(二編152 グリーンスリーブス) 賛 美 いつくしみ深き (一編 312) 祝 福 後 奏 主はわがかいぬし (二編41) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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