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全て
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| 長崎地裁と長崎県警が「嫌がらせ行為」ないし「迷惑行為」を完全解決してくれません。
| 裁判員経験者が退任後、受け続ける受難を地裁と県警が助けません。
| 長崎地裁と長崎県警が約束を守ってくれません。
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この対馬放火殺人事件の特殊性については、最初に説明したよね。
自白や直接的な証拠が皆無で難しい裁判だから、公判が22回も開かれ、結審後の評議日数も10日程、その他に予備日まで予定されていたんだよ。 「死刑」か「無罪」かの何れかを選択するという前評判の裁判員裁判だったからね。 これまで長崎地裁の裁判員裁判では誰も経験したことがない、過酷な任務だったんだよ。質、量ともに。 平成30年1月22日に選任手続きで選ばれた6人の正裁判員と6人の補充裁判員は直ちに別室に案内された。そこには宣誓書を朗読する準備がされていたんだ。 しかし、みんな、無言だったが、「裁判員を引き受けたくないです」というオーラを放っていたんだよ。表情が暗いか、不満顔だった。 その上、この事件は主要メディアが注目する全国区の事件だったから、通常の裁判員の業務時間である午前9時30分から午後5時までの勤務ではすまなかったんだよ。 メディアの執拗な取材攻勢や事件関係者、野次馬などとの接触を回避するために 午前8時30分集合、午後5時30分解散を長崎地裁は予定していたからね。 僕について言うと、僕の自宅は長崎市内にはないから、裁判員を引き受けると、1月から3月までの寒い中、朝6時前に自宅を出て、夜の8時過ぎに帰宅するという生活を2か月以上続けなければならなかった。 僕だけじゃない。正裁判員6名と補充裁判員6名の半数は長崎市外に居住していたので、ここが最大のネックになっていたんだよ。 なぜなら、規定によると、僕のように地裁まで片道2時間30分かかる距離では「宿泊料」は支給されないことになっていたからさ。 そこで、平身低頭のK裁判長は、裁判員就任の宣誓をさせるために策を弄したのだろうな。次のように言ったんだよ。 「今回、皆さんは特別な裁判を担当することになるから、地裁としても皆さんには特別な配慮をします。特別に全ての人に宿泊料を出しますから、裁判所に拘束される以外の時間は、長崎市内のホテルに泊まって、ゆっくりとお過ごしください。だから 是非とも、裁判員就任をご了承ください」 これは有り難かった。僕は内心、長崎地裁とK裁判長に感謝しました。 誰かが「それじゃあ、引き受けます」と言ったら、雪崩を打って、みんな、裁判員就任を了承したんだよ。勿論、僕もね。 でもね。結局、このK裁判長の思いやり発言は裁判員を引き受けさせるための姑息な詐術だった。次回、その点を詳述するね。 僕は思い知ったよ。裁判所と裁判官を信用していた自分が甘かったってことを。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.03.11 18:17:14
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