悩める裁判員経験者・似蛭田妖のブログ

2020/03/20(金)08:07

このブログの趣旨について、一部の方の疑問に答えます。

​​ ブログを始めて日が浅いのに、閲覧者の一部の方がネットに「似蛭田妖が言っていることは支離滅裂で話の趣旨が分からない」と書き込んでいるとの話を聞きました。  これは、全く見当違いのご意見です。  最初にお話した通り、僕は、皆さんがお知りになりたい事を伝えたいと思う。なぜなら、このブログを読まれる方は「ほぼ全員」が裁判員の経験者ではありません。しかも、その「ほぼ全員」の大部分は、家族や親しい友人などにも裁判員経験者がいない筈ですから、僕のブログを見なければ、一生涯、知ることが出来ないことが沢山あるはずなのです。  メディアの報道や裁判所の広報から「何となく裁判員のことを知っている」にしか過ぎない方々に、僕の所論を表明するだけではなく、経験者でなければ提供できない情報を差し上げようとして、便宜、このような展開になっているのです。  現に、この11日間、というか、たった11日間しか、僕は話していないのに、皆さんは裁判員業務の実態はこんなものか。裁判官の人となりはこんなものか、と驚かれたことかと思います。これまでの僕の記述内容に嘘はありません。  守秘義務を守らなけらばならないから、これでも、かなり手加減をして書き込んできたつもりです。今後も、ぎりぎりセーフになる程度のことを書きこんで行きます。  そうしないと、皆さんには、裁判員制度、裁判所、裁判官の本当の姿が分からないと思うからです。また、そもそも、皆さんも、そこが知りたいと思われるから、僕のブログを見ていらっしゃるのではないですか。  時に切実に、時に淡々と、また時にはシニカルに書き込んでいます。  僕が裁判員後遺症で苦しんでメンタルケアを受けている状態であることは考慮して下さい。  念のために、再度、僕が精神的にどうにもならない状態となり、このブログを始めるに至った状況を説明します。 (1)そもそも裁判員就任時から裁判員退任時にかけて、長崎地裁とK裁判長から理不尽な目に数多く遭わされたが、それらについて、関係者から一切、謝罪がなかった。また裁判員退任後も、再三、謝罪を要求したが無視されている。  厳密に言うと、裁判員在任中から精神の具合は悪くなっていた。夜眠れないので睡眠導入剤の処方を受けていた。 (2)判決後、上記のことを知人、メディア関係者に相談したら、対馬放火殺人事件の裁判員裁判の「無期懲役判決」に対して、不満の声が多く、お叱りを受けた。有罪無罪どちらの立場の人からも非難を受けた。   そして、冤罪を唱える人が多くいることを知って、その話を聞くうちに、さらに具合が悪くなって行った。   評議の秘密を話せないことが心の不調をエスカレートさせた。 (3)メンタルサポート窓口と精神科医のケアを受けたし、今も継続中だが、メンタルサポート窓口のケアは今、ほとんど受けることが出来ない状態にあります。   その理由は今後、話していきますが、窓口が僕との電話相談を秘密録音していたことが原因でした。   この件では、新聞社、法務局の人権相談、国会議員事務所など多くの人に相談に乗ってもらいましたが、その結果、メンタルサポート窓口は秘密録音を廃止しました。   そしてメンタルサポート窓口は「裁判所と協議の上で秘密録音を廃した」と回答しました。この回答から、秘密録音には裁判所も関与していたことは確実です。   他にも、こんなことがありました。メンタルサポート窓口が「その件は地裁に連絡してK裁判長に相談に乗ってもらいなさい」と言うので、その通りにしたら、電話をK裁判長に取り次いでもらえず、地裁書記官から不愉快な言われ方をされて門前払いにされました。  このブログを目にされておられる皆さま方に置かれましては、以上のような経緯による僕の懊悩について、どうかお汲み取りくださいますよう、お願い申し上げます。    

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