夫婦漫才～ようこそ！こんなところへ

ビビリまくりつつも、綾辻行人さんの暗黒館の殺人、読了。

上下巻あわせると、おそろしくぶ厚い本になるのだけれど、
猛スピードで読み終えてしまって、今は満腹状態。

３月になったら仕事が落ち着くから、その時にゆっくり読むぞ、とか
楽しみにしていた本なのに、なんだかあっけなかった、残念。

ビビリまくってはいたものの、作者の仕掛けには、
幸か不幸か１００ページ目あたりで気がついてしまった。
あぁ、やはりこれは不幸であるよ。
最後まで気付かずに「あっ！」と言いたかったのだけれど。

そんなこととは関係なく、ストーリーは充分に楽しんだのだけれど、
やはりちょっと、長すぎたのではないのか、本作は。

など、ちょっと浮かれ気分で読了感想など。

昨日まではヨメになつかれて、嬉しそうにしていたダンナ先生なのですが、
やはり「読んでいる本が怖いから」ということに気付いたらしく、
ちょいぷん気味になって、いじわるぢぢぃに、なってきております。

「ボク、いまからお風呂はいるよー。ひとりは怖いなぁ」

そういうことを、言うな！ちうねん。

とはいえ、文学作品にはまるで興味が無い即物的なオッサンは、

「怖い本ってオバケとか、でてくるの？」

なーんて、聞いてくる。

オバケの本て。
ワシ、子供か。
んなもん、畸形の姫君に比べたら、怖くもなんともないわっ。

あ、うそです、オバケ、こわいです。
だから、出てこないで下さい。（心からビビっている）

てなことで、寝ます。

あ、暗黒館の殺人を、これから読もうと思っている方へ。

やはり、一気に読んでしまったほうが、綾辻ワールドが堪能できます。

そして、アドバイス。
夕食のオカズは、ビーフシチューとか、パテとか、
できればやめておいた方がいいと思いますです、はい。

で、他の「館シリーズ」は、やはり順番に読んでおいたほうがいいですよ、たぶん。