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2024.11.12
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カテゴリ:実家
昨日の今日で何だろな…今日は、私の母の検診の付き添いに行って来ました。

あれ程頑なに受けたがらなかったフットケアを、今日こそ、今日こそ受けてくれるんだと思うとはぁ…長かった…3年も掛かるなんて思わなかった…もう情けなくて涙が出ます。

何が母を突き動かしたのか分かりませんが、もう諦めて観念しただけなのか…何でも良い、長らく絆創膏とタイツと分厚い靴下に守られ、私には一切手も触れさせてくれなかった牙城が今、詳らかになるのだと思うと…







絶句。

とても言葉に表せない、想像以上に酷い有様で、何なの?巻き爪って放っておいたらこんなことになるの?

全ての爪が白く分厚く盛り上がって原型を留めておらず、左の親指の爪なんで割れたのか血で赤黒く染まって無いも同然、足自体も白くカサついていながら全体的に青く浮腫んで…


人間の足って、爪って…母…どうしてこんなになるまで隠し続けたの…?


そんな目も覆いたくなるような他人の足を、『大丈夫ですよ、大丈夫ですよ』と笑顔で優しく洗い、ニッパーやヤスリで丁寧に切って削って切って削って切って削って削って削ってくださる看護師さん。

本当に申し訳なくて情けなくて、居た堪れないとはこういうことだと思いました。

内科の先生も見に来られて、「これは…」と言葉を詰まらせ、そして衝撃的なひと言。

「水虫も併発してますね」


…再び絶句。

恥ずかしさで眩暈がしました。


母曰く、巻き爪を自覚してから何故か『濡らしちゃいけない』と思い込んだらしく(何で…)、足をわざわざビニール袋で保護してシャワーを浴びる生活をしていたと…そして痒くないから水虫なんかじゃないと…


いやもう最悪。


そして更に余計なことに『明日診てもらうのだから自分で爪を切っておかなくちゃ!』と思い立ち(だから何でよ⁈)、自力で無理矢理切ろうとして流血。

「いや…何でそんなこと…あのね、ご自分ではもう何もしないで、これからはここに通って私たちに任せてくれたら良いんですからね?」

と困惑する看護師さん、割れた爪はまだ傷も塞がっていないので、今日は消毒しか出来ないとのことでした。


母は昔から思い込みが激しい上に、人の話を真摯に聞くと見せ掛けて全く聞いていない人なので、周りの人間はニコニコと人当たりの良い聞き上手な印象に騙されてしまうのですが、お返事が良い程母は何も聞いていないというタチの悪さ。

兎に角毎日足を洗わないと駄目ですよ、と割とキツめに叱られて、「まぁ〜そうなのですね?すみません、すみません」なんてぺこぺこ頭を下げまくっていた母ですが、私はもう騙されません。

今後も目を光らせなくてはと、いやもう監視、監視の域で厳しくしないといけないと思いました。


何なんだろう、本当に何なんだろう、考えが斜め上過ぎて、差し伸べなきゃいけない手を伸ばしても伸ばしても母に届かないもどかしさ。

言い換えれば母は私たち家族にも心を開いてない、信用関係を築けていなかったのだと思い知らされたと言いますか。


救いがあるとするならば、今後ちゃんと先生や看護師さんの言うことを聞いてフットケアに毎月通い、毎日足をちゃんと洗ってお薬を塗っていれば今はこんな状態でもすっかり綺麗に治ると言っていただけたことですが…



処方された軟膏が沢山で、本当にちゃんと毎日塗れるのか、管理出来るのか心配です。

案の定「はい、はい、わかりました、もう恥ずかしいわ、すみません、すみません」としおらしく優等生のお返事をしてぺこぺこ頭を下げ続ける母、とてもとても嫌な予感がします。

「出来ればデイサービスのような所へも通って、歩行のリハビリを受けたら良いと思いますよ」

と先月お願いしたように、先生からさりげなく母に提案してもらいましたが、

「はい…そうですね…わかりました、ありがとうございます、考えてみます。ニッコリ」


あ、これあかんやつや。

案の定、病院から出た後は「あんなお年寄りいっぱいの所なんて行きたくないから」と私にぷりぷり怒る始末で、自分はまだまだ若いと思ってくれるのは有難いですが前途は多難だと思いました。


でももう取り敢えず、次回のフットケア外来の予約は入れたからそれだけでも良しとしないといけないかな…。

どうせ義母だけじゃなく、実母も私の言うことなんて聞いてくれないんだ。

母を実家に送り届けて一応お薬の確認やら今後について少し話して来たけれど、今までの経験から分かる、暖簾に腕押しです。



ただいま知恩、才知。

炬燵で蒸されて這い出てすっかり整ったニャンズを見ていると、私も猫に生まれれば良かったと現実逃避したくなります。



親の介護問題…大変だと思っていた父の時より、母の方が確実にストレス半端ない。








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最終更新日  2024.11.15 13:26:11
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